1ドル1200ウォン危険ライン韓国政府対応は?通貨危機現実味や以前の日本の対応

韓国でホワイト国排除の騒動は収まらない中、韓国の通過ウォンの相場の対ドルは下落の一方を辿り、昨日には1ドル1207.69ウォンの値を記録しました。

韓国政府は今回のウォン安に対し何らかの対応を取ったのでしょうか。

また、通貨危機の現実味や、以前の韓国の通貨危機に対する日本は、どのような対応をしたかご存知ですか。

今回は、1ドル1200ウォンの危険ラインに入ったことや韓国政府の対応、また通貨危機の可能性や以前の日本政府の対応についてまとめました。

1ドル1200ウォンの安値のニュース

昨日のウォン-ドルの値について次のような報道がされています。

「2019年8月2日、韓国ウォン相場の対ドル下落傾向は止まらず、一時1ドル1207.69ウォンの安値を付けた。

文政権になってから経済政策も無策で、最低賃金の大幅な引き上げで失業率も上昇、主要な輸出先の中国経済の悪化も要因の一つ。」

引用元:ニフティニュース(https://news.nifty.com/article/world/worldall/12137-5810/)

今回の安値の理由として文政権の経済への無策、失業率の低下などがあげられています。

そして日本政府による韓国のホワイト国排除の決定が引き金を引いたのもまた重要な要素と思われます。

また、これによって通貨危機への現実味を帯びてきたとも言われています。

1ドル1200ウォンを危険ラインと定めている韓国政府

本来、ウォン安は輸出によって収入を得ている輸出依存国家である韓国にとっては有り難い状況です。

しかし外貨建てによる借金の額が大きい韓国では、過度なウォン安はもともと少ない韓国の内需をさらに冷え込ませる原因になります。

また輸出するには有利、といっても韓国は国内資源の乏しい国であり、輸出品を製造するには材料を輸入するというウォン安では不利な売買を行わなければなりません。

どこの国でもそうですが、総合的に見てこのくらいであって欲しい・これ以上はマズい、という線引きがあります。

韓国政府は1ドル1200ウォンを危険ラインと設置し、それを維持しようとしているのです。

1ドル1200ウォンを阻止したい韓国政府の対応

一般的には為替相場の安定を図るために、政府は「市場介入」を行います。

市場介入とは、通貨国の銀行が外国為替市場で通貨の売買を行うことを指します

これによって為替相場に影響を与え安定をもたらしているのです。

韓国では先物取引の決済を米ドルで行う「ノンデリバラブル・フォワード」という取引を通じてウォン通貨の価値の安定を図っています。

昨日もウォン安に向けて動くであろう市場に対し、韓国の中央銀行は市場に対し積極的な介入を行っています。

それでも下げ傾向の圧力に対抗しきれず、1ドル1200ウォンの危険ラインを突破されています。

1ドル1200ウォンによって見えてきた通貨危機

また韓国経済は厳しい局面を迎えており、通貨危機の可能性も見えてきたことが判明しています。

「 3度目の通貨危機の恐れがより一層色濃くなってきた。

来週のマーケットで、さらにウォン安が進むのではないかと見る銀行のトレーダーも多い。」

引用元:ニフティニュース(https://news.nifty.com/article/world/worldall/12137-5810/)

1ドル1200ウォンによって見えてきた通貨危機の理由

そもそもウォン安になる理由は、世界の投資家達が韓国の価値が下がったことにより、ウォンの価値も下がったと判断したことによって起こっているのです。

そしてその状況が継続もしくは悪化すると、

◯外国に対して行っている借金などが返済不能になるまで膨張

◯さらなる資金引き上げ

などが悪循環することで、信じられないほどの景気後退を招くことになります。

これが通貨危機と呼ばれる現象です。

1ドル1200ウォンを超えて通貨危機になる可能性

通貨危機の懸念が高まる韓国ですが、韓国は通貨危機に成り得るのでしょうか。

市場関係者はその可能性は「その可能性はある」としています。

「アメリカも韓国を見捨て、北朝鮮との交渉の中で、韓国は消滅に向かうのではないかとの見方が増えています。

韓国は、日本に対する無礼な振る舞いで、日本からも見捨てられています。」

引用元:ニフティニュース(https://news.nifty.com/article/world/worldall/12137-5810/)

今回の韓国の国としての信頼を失い、日本とアメリカの後ろ盾を無くした韓国にとって世界各国は信用がないと考えていることが原因となります。

以前の韓国通貨危機への日本政府の支援

実の所、韓国は過去に2度通貨危機を起こしています。

◯1997年(アジア通貨危機)

◯2008年(リーマンショック)

そしてそのいずれも日本が手助けして立ち直った、という経緯があります。

アジア通貨危機に対し、IMFが定めた韓国への金融支援は580億ドルであり、その内の100億ドルを日本が支援しています。

またリーマンショックの時には、麻生元総理の下で通貨スワップの引出限度額を200億ドルまで拡大しています。

現状では韓国政府に対する日本政府の支援はあり得ない

通貨スワップとは、自国と相手国の通貨をあらかじめ決められたレートで交換する協定であり、経済力の強い国と結べた通貨はそれだけで信用度が上がります。

この通貨スワップを2005年から日本銀行と韓国銀行は結んでいました。

しかし2013年に期限終了し、その後の日韓両国の関係が悪化していく内に、再び結ぼうという声はどんどん小さくなっていきます。

また近年の国民感情も含めた日韓両国の関係悪化によって、日本の韓国への手助けは絶望的であるとみなされています。

市場が韓国通貨であるウォンの信用低下を判断したのは、当然と言える話です。

危険ラインについて今後の韓国政府の動向に注目

現状では韓国を支える国はないと言える状態であり、このまま通貨危機を迎えそして日本政府としては助けることはない、という道筋は現実味を帯びていると言えます。

今後も韓国のドル-ウォンについて注意深く観察していく必要があるでしょう。

今回は、1ドル1200ウォンの危険ラインに入ったことや韓国政府の対応、また通貨危機の可能性や以前の日本政府の対応についてまとめました。

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