アメリカの追加関税が一部延期!気になる韓国ウォンの動きや中国の動向は?

アメリカの中国に対する追加関税が一部延期されることがわかりました。

なぜアメリカは一部延期を決めたのでしょうか。

また中国はこれに対してどのように動くのか気になります。

韓国ウォンももう一弾の下げがあるかも知れません。

そこで今回はアメリカの追加関税が一部延期になった事や、気になる韓国ウォンの動きと中国の動向について取り上げまとめました。

アメリカと中国は今後どうなるのでしょうか。

中国に対する追加関税が一部延期か?メディアは?

この件についてメディアはどのように報じているのでしょうか。

見てみましょう。

米中協議、「第4弾」先送りで猶予 合意なお険しく

【ワシントン=鳳山太成】トランプ米政権が対中制裁関税「第4弾」について主要製品の発動を12月に先送りした。

米中が貿易問題で話し合う猶予が3カ月できた格好だが、中国の構造問題や関税の扱いを巡って溝は深い。

2020年の米大統領選や中国の建国70周年など両首脳にとって弱腰姿勢をみせられない政治環境が続く。

合意に向けた道のりはなお厳しい。

引用元:日本経済新聞 2019/8/14 8:50(https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48536590U9A810C1000000/)

米中ともにお互いの威信がかかっている状況です。

お互いに引けないとなると、3ヶ月の猶予ができてもあまり関係がないかもしれません。

アメリカが追加関税の一部延期した理由

いささか唐突に見えるアメリカの動きですが、どうしてこの様な決定を下したのでしょうか。

実はこの様な事情があったのです。

トランプ大統領「クリスマスシーズンだけを考えた措置」

アメリカのトランプ大統領は13日、中国への追加の関税措置でスマートフォンや衣類、それにおもちゃなどへの発動を延期すると発表したことについて

「クリスマスシーズンだけを考えた措置だ。

いくつかの関税はアメリカの消費者に影響が大きい」と述べ、クリスマスの買い物需要への影響を考慮したことを明らかにしました。

NHK NEWS WEB 2019年8月14日 4時43分(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190813/k10012034131000.html)

アメリカのクリスマスシーズンは様々なセールが行われ一年で最も物が売れる時期となっています。

特に衣料品やおもちゃなどはこの時期に買い込むのがアメリカ人のライフスタイルになっています。

ですから、アメリカの産業界からは第4弾となる関税引き上げについて「自国の企業や消費者にも大きな影響を与える」として反発が出ていました。

今回の措置は産業界からの声に応えたものになります。

決して中国に対しての譲歩ではないことを、踏まえておかなくてはなりません。

一部延期に対する中国の反応

アメリカのUSTR(米通商代表部)が追加関税の一部延期の発表を行う数分前に、中国商務省は劉鶴副首相とライトハイザーUSTR代表及びムニューシン米財務長官が、電話会談を行ったことを発表しました。

双方が2週間以内に再度電話協議を実施することで合意したと明らかにしています。

どうやら中国はアメリカがクリスマスシーズン対策として、追加関税の一部を見送ることを事前に掴んでいたようです。

今回の中国の反応は早いと言えます。

追加関税に対して中国はどのように対処して来たのか

これまで中国はアメリカに対抗してアメリカからの輸入品目に対して関税をかけてきました。

それでは中国からの輸入品目に対してはなにか対処はしてきたのでしょうか。

実は中国政府としては輸出品目に関して大きなアクションは取っていません。

対処してきたのはアメリカに輸出している中国企業が中心でした。

中国企業から見ればアメリカでの価格が上がると商品が売れなくなります。

それでは困るのでアメリカでかけられる関税分をあらかじめ値引きするという形で対処してきました。

つまり中国企業が関税を払っている形となっていたんです。

アメリカから見ればそれでも構わないことになりますが、関税の対象がスマートフォンや衣料品、おもちゃにまで拡大されると中国企業は値下げで対応することが難しくなります。

中国の今後はどうなるのでしょうか。

追加関税一部延期で中国の今後はどうなる?

アメリカが対中制裁関税の第4弾を実行すると中国は今後どうなるのでしょうか。

実は中国にはこれと言った有効なカードは見当たりません。

中国は実質的にアメリカからの農産物の輸入をストップしています。

そうなるとアメリカの農家が困るわけですが、トランプ政権は引き上げた関税を農家に補助金として回すでしょう。

つまり、アメリカは何も傷まないということになります。

農家への補助金は選挙対策にもなります。

アメリカvs中国の勝者はどちらに?

これは既に明らかになりつつあります。

誰がどう見ても中国の方が分が悪いのですから。

アメリカに輸出をしている中国企業は関税分を負担することに疲れてきています。

中には中国国内での生産に見切りをつけ、ベトナムなど東南アジアに工場を移転する企業も出始めています。

今後はその動きが加速すると見られています。

アメリカと中国の対立に翻弄され下落する韓国ウォン

米中貿易戦争の影でその煽りを受け経済が低迷している国があります。

それは韓国です。

このところ韓国の通貨ウォンの下落が止まりません。

なんと1ヶ月で5%も下落してしまいました。

本来なら通貨安は輸出には有利に働きます。

ただし下落のペースが早い上に輸出の伸びが見られないのです。

アメリカと中国が貿易で対立しているので輸出環境が良くない上に、頼みの自動車の輸出も滞っており今や半導体産業だけが拠り所となっています。

ところが、半導体は調整期に入ってしまい大きな需要はありません。

その上、日本が半導体の原材料の輸出を厳格化したため、さらに環境が悪化してしまいました。

また韓国の輸出の25%を占める対中依存によって、韓国ウォンは人民元と同調する動きを見せるようになりました。

今後はウォンと元が同調しながら下落していくものと思われます。

韓国の経済はさらに悪化するでしょう。

最悪の場合、韓国は再度の通貨危機に襲われる恐れがあります。

追加関税により経済が苦しくなる中国

アメリカの追加関税の一部延期は中国に対して猶予を与えるものではありません。

クリスマスシーズンに対する措置で、あくまでもアメリカ国内向けのものです。

アメリカのクリスマスシーズンの消費は、一年間の消費の5割を超えると言われています。

そのため産業界からは関税に対して反発が出ていたのですがそれも抑えられるでしょう。

中国はこれからさらに経済的に厳しい時期を過ごす予測がされます。

そして、人民元と同調する韓国ウォンも同様に厳しい直面に立たされると予測されます。

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