日本で大作ゲームと言えば、大体がロールプレイングゲームです。
ドラゴンクエストやファイナルファンタジーなど、社会現象にもなったこれらのゲームシリーズを遊んだ方も多いでしょう。
そして今年2月に、この「ドラゴンクエスト」が映画化される、という発表がありました。
3DCGアニメーション映画として制作され、今年の夏に公開されるようです。
そして今日4月4日に続報として、ボイスキャストに関して発表があり、主人公であるリュカの声を佐藤健さんが演じるようです。
今回は、8月公開予定の映画「ドラゴンクエスト」について調査してみました。
映画ドラクエのキャスト陣
今回発表されたのは、ボイスキャスト13名と主要キャラクター5人のキャストです。
⚠️解禁①:ボイスキャスト⚠️
超豪華なボイスキャストが決定‼️‼️‼️#リュカ ⚔️#佐藤健#ビアンカ⚔️#有村架純 #フローラ⚔️#波瑠#ヘンリー⚔️#坂口健太郎#パパス ⚔️#山田孝之#映画ドラクエ#ドラクエ#DQ pic.twitter.com/45UYXpFZq3
— 『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』公式 (@DQ_MOVIE) 2019年4月3日
主要キャラクター5人のキャストは次の通りです。
◯主人公のリュカ役に佐藤健さん。
◯主人公の父親であるパパス役に山田孝之さん。
◯幼なじみの女の子であるビアンカ役に有村架純さん。
◯大富豪の娘であるフローラ役に波瑠さん。
◯幼なじみの男の子であるヘンリー役に坂口健太郎さん。
それ以外にも、ケンドーコバヤシさん・安田顕さん・古田新太さん・松尾スズキさん・山寺宏一さん・井浦新さん・賀来千香子さん・吉田鋼太郎さんの出演が発表されています。
佐藤健さんが主人公
主人公リュカを演じる佐藤さんですが、やはりドラクエはかなりやり込んだようで、今改めてストーリーを読み返しても色褪せない魅力を語っています。
責任重大な主人公の声役に対し、「佐藤なんかに任せてらんねえよ」と言う方にこそ是非映画を見に来て欲しい、と語り、この物語の主役はかつてこのゲームをプレイした人達である、ということを力説していました。
山田孝之さんは勇者ヨシヒコ役?
主人公の父親であるパパス役には山田孝之さんが選ばれています。
山田さんもドラゴンクエストには思い入れが強く、今回の出演に意欲を燃やしています。
実は山田さんは、テレビ東京系で放送されていた「勇者ヨシヒコと魔王の城」というドラクエ風の冒険ドラマに「勇者ヨシヒコ」として出演していました。
仏、甘酸っぱいです。ヨシヒコより。 pic.twitter.com/QcQmnQkWSP
— 勇者ヨシヒコ (@TX_YOSHIHIKO) 2017年3月18日
ドラクエ風と書きましたが、演出にスクエア・エニックスが協力していますので、パロディというよりはもう少し公式寄りといっていいのかもしれませんね。
山田さんはコメントで「完成を非常に楽しみにしています。ヨシ、いや、山田孝之より。」とかつての勇者っぷりをアピールしていました。
映画ドラクエのストーリー
さて、上記のキャラクターの名前を見てピンと来た方も多いと思いますが、今回の映画の原案は「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」です。
かつてスーパーファミコンで大いに遊んだ方も多いでしょう。
ストーリーは主人公の年齢によって3つの年代に分かれています。
幼少期・青年期・大人期の3つのパートによって構成されています。
主人公の半生を追った作品であり、その中で、戦闘や結婚に至るまでの恋愛、など色々なドラマがあります。
親子3代に渡る冒険活劇、という側面もあり、大河ドラマのような重厚なストーリーとなっています。
映画のタイトルはユア・ストーリー
今年の2月に、「ドラゴンクエスト」が映画化され、東宝系で8月2日に公開されることが決定しました。
映画タイトルは「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」です。
VFXの技術で有名な山崎貴さんが総監督と脚本を務め、またドラクエの生みの親である堀井雄二さんとすぎやまこういちさんがタッグを組んで制作されるようです。
実は、山崎監督は4年前にオファーを受けたそうですが、その時は難しいと辞退したそうです。
しかし色々試している内に映画として演出できる方法を思いつき、少しずつ結果を出しながら、オファーを受けたようです。
堀井さんは映画の試写を見て、「しっかりと見ごたえのある映画になった」と絶賛しています。
そして映画とゲームの違いに触れ、逆にそれこそが「ユア・ストーリー」というタイトルにハマっていると述べています。
映画でVFXを導入
VFXとはビジュアル・エフェクツの略であり、現実にはない画面効果を実現する技術です。
主に特撮などで使われます。
山崎貴さんはこの技術の名手であり、今までにも「STAND BY ME ドラえもん」や「海賊とよばれた男」などなど様々な映画でこの手法を用いています。
今回の「ユア・ストーリー」は勿論それが使われており、ドラクエファンである山崎監督はその思い入れを込めて制作したようです。
公開日や上映時間は?ひょっとして連作?
ただ、どうしても残る疑問点と言えば、この映画の上映時間です。
これに関してはまだ公式に発表されてないようです。
普通に考えれば2時間前後なのでしょうが、この場合はそれで足りるのでしょうか?
ドラゴンクエスト5をプレイした方ならお解りでしょうが、当然1,2時間で終わるゲームではありません。
ネットでクリアした人の自己申告によるプレイ時間を当たってみましたが、最小と呼べる時間で20時間であり、普通の人ならば30~50時間くらいでしょう。
はっきり言って上映時間が2時間というのは短いです…かなりの駆け足と言っていいでしょう。
大人期では主人公の双子の子供も出ていますが、現状のキャスティングで子供役に当たると推定できる人はいませんし…?
この後、双子のキャストが明らかになるのか?
それともこれは第一弾で、続編が出るのか?
これらについてはさらなる続報が必要となるでしょうね。
ドラクエ=ドラゴンクエスト
ドラゴンクエストはロールプレイングゲームです。
主人公の勇者を操作し、魔王を倒して世界を救う、というのが基本的なストーリーの流れです。
ゲームデザイナーである堀井雄二さん中心となって制作されており、1986年に発売された「ドラゴンクエスト」以来、爆発的な人気を持って迎えられています。
シリーズは11まで出ており、シリーズ累計出荷数と配信数は7600万本を超えています。
映画を皆で見に行こう
プレイした一人一人が、世界を救う勇者として冒険するゲームである「ドラゴンクエスト」。
プレイした人なら改めてもう一度、そうでない人なら今回初めて、自分が勇者になって冒険をするという面白さと感動を味わってみませんか?