フェイスブック仮想通貨開発着手!PayPayと何が違う?日本で決済に使えるの?

IT NO IMAGE

アメリカのニューヨークタイムズが、Facebookが独自の仮想通貨を発行する為に、いくつかの大手仮想通貨取引所と協議している、と報道しました。

Facebookが仮想通貨を開発している、というニュースは以前からありましたが、実は利用まで近いのかもしれない、との見方もでてきています。

開発中…どころか実用間近?

昨年12月にブルームバーグが、Facebookが保有しているWhatsApp(ワッツアップ)上で送金が可能な独自の仮想通貨の開発が始まっている、ことを報道しました。

送金市場として最も有力であるインド向けに開発を行っていたようです。

ドルに連動したステーブルコインを開発し、それを実用に向けていたようです。

ところが今回の報道では、Facebookを主体としてワッツアップ、インスタグラム、メッセンジャーのサービスを纏め上げることにより、総計27億人のユーザーがその仮想通貨を利用できる可能性があります。

そして実施開始の時期ですが、ワッツアップのステーブルコインの時は実施されるまでかなり時間が掛かると思われていましたが、今年2019年上半期を目安に販売を開始するとの報道もありました。

今回の報道について注目すべき点は、

1.ワッツアップ上だけではなく、それ以外のFacebook関連のアプリで使用できる仮想通貨の実用に向けている

2.予想しているよりも早く実施される見通し

の2点と言えるでしょう。

ワッツアップとは世界最大のメッセンジャーアプリ

ワッツアップとはメッセンジャーのアプリです。

アメリカの「WhatsApp Inc」が提供するスマートフォン向けのアプリであり、日本で言えばラインのようなものです。

2016年にはユーザー数が10億人を突破しています。

またインドでは大人気で、約2億人の利用者がいます。

2014年に米Facebookが買収しており、Facebookの子会社に当たります。

ステーブルコインは実生活で使いやすい

ステーブルコインとはボラティリティ(変動幅)がない仮想通貨です。

仮想通貨が普及しづらい原因の一つにボラティリティの高さがありますが、これはそれを解消したものです。

価格が変動することがない、というのは実用的で役立つことであり、実生活で非常に使いやすい、と言えます。

日本での決済は難しい?

金融庁は、ステーブルコインに対して「仮想通貨とはみなせない」という見解を取っています。

購入及び売却を行うことができのが「財産的価値」であり、日本及び海外の法定通貨建て資産を除くと定義されているからです。

が、日本でのフェイスブック及びインスタグラムのユーザー数を考えれば、やはり導入される可能性が出てきたと言えるのかもしれません。

日本では、フェイスブックは2800万人、インスタグラムは2900万人がそのユーザーをなっており、その中心は20代から30代の若い世代です。

これらの潜在ステーブルコインユーザーに対しての使用する場を用意されないこともない…かもしれませんね。

ペイペイとの違いはポイント還元

ペイペイとの違いは、現状では3点考えられます。

それは、

1.払い戻しの有無

2.ポイント還元

3.決済できる場の数

です。1と2は、ある程度絡み合う問題です。

払い戻しができないペイペイ

ペイペイは払い戻しができません。

一度チャージしてしまえば、払い戻しは取り扱って貰えません。

それに対し、ステーブルコインは自由に同等の金額と交換が可能です。

これらは、それぞれのお金の役割から説明できます。

ペイペイでチャージすることによって、ペイペイが用意する使用方法でなければ使えませんので、そう言った意味では現存する法定通貨に対してある程度は下位互換と言えます。

それに対し、ステーブルコインは、法定通貨に対して上位互換を目指しています。

現状では、法定通貨とほぼ同等であり、使い方に関しても同等と言っていいでしょう。

その違い故に、払い戻しの有無に関しても是非が生じるのです。

逆に特典豊かなペイペイ

そして、使い方を限定される故に、使用者に対してある一定のサービス、つまり特典を受けることができる訳なのです。

ペイペイは昨年2018年12月4日から「100億円あげちゃうキャンペーン」などを実施して、ポイント還元による利用者に対して利益をもたらす行動をとっています。

現状ではまだまだ普及していないペイペイに対する広告を兼ねた企画ですが、ある一定以上の利益をユーザーに還元する企画はこれからも出てくると思われます。

クレジットカードを使ったさらに有効な方法もネットでは確認でき、これはこれで上手く使えば利益を有意義に受けられそうです。

現状での使いやすさは圧倒的にペイペイ

現状では決済においてペイペイの方が圧倒的に優位に立っているでしょう。

ただ、今回の報道、並びに今後のステーブルコインの世界的な流れによっては変わってくるかもしれません。

両者を賢く使おう

今後の動きによっては、上記の記述はお金の代替という特性上、完全に固定されたものではないのかもしれません。

ただ、こちらだけ持っていれば完全に問題なく良い、とは言えませんので、使用目的に沿って使い分けるのが賢い両者の使い道だと思われます。

今後の動向に注視

今回の報道では、総計27億人の人間がステーブルコインを使用する可能性を秘めたことを伝えています。

それは、ステーブルコインの実用性をさらに高めた、と言っていいでしょう。

今後の動きも要注意ですね。

NO IMAGE
最新情報をチェックしよう!