GACKTと緒形拳の約束は?役者を続ける理由や共演した伝説の大河ドラマとは?

GACKTさんが、ベテラン俳優であった緒形拳さんに対する思慕を、5月2日に放送されたフジテレビ系バラエティ番組「直撃!シンソウ坂上SP」で涙ながらに語ったことが話題となっています。

かつて共演した大河ドラマで、GACKTさんは緒形拳さんに「救われた」という思い出があるとのことでした。

GACKTさんと緒形さんが共演していた”伝説の”大河ドラマとは、そしてそこであった「救われた」出来事とは一体なんだったのでしょうか。

そしてまた番組内では、GACKTさんが役者の仕事を続ける理由、また果たせなかった緒形さんとの約束について語られています。

今回は、GACKTさんと緒形拳さんが共演した伝説の大河ドラマやその思い出、GACKTさんが役者を続ける理由や二人の約束等についてまとめました。

GACKTと緒形拳の共演した伝説の大河ドラマ

GACKTさんと緒形さんが共演した大河ドラマとは、2007年に放送された「風林火山」です。

甲斐の戦国武将として名高い武田信玄の、軍師として有名な山本勘助を主人公とした物語です。

そこでGACKTさんは武田信玄のライバルとして有名な上杉謙信を、緒形さんはその力量を見込んで軍師となった宇佐美定満を演じています。

GACKTとは

GACKTさんの職業は歌手と俳優です。

1973年7月4日生まれの45歳であり、沖縄県出身です。

紅白歌合戦の出場を5回も果たすなど、高い音楽性を評価される一方で、また俳優活動も行っており、様々なテレビドラマや映画に出演しています。

緒形拳とは

緒形拳さんは日本の俳優です。

1937年に生まれ、2008年に亡くなっています。

1957年に劇団「新国劇」に入団し、1960年には「遠い一つの道」で主役に抜擢され、映画デビューもしています。

大河ドラマなど時代劇で主要キャラクターを演じることが多い半面、テレビドラマなどにも多く出演し、その迫力ある演技を見せています。

死後、長年の演劇界への貢献に対し、旭日小綬章が授与されています。

GACKTと緒形拳の演技のやり取り

GACKTさん演じる上杉謙信が、緒形さん演じる宇佐美定満に想いを述べ、自分の軍師として引き入れるシーンがあるのですが、そのリハーサルを行った時、緒形さんから「ガッくんな、今の演技じゃ俺(宇佐美)は口説けん」と言われたそうです。

そこでGACKTさんは気持ちを引き締め、演技ではなく緒形拳に対して想いを伝えるように、という姿勢で行った所、緒形さんはテレビに見えない所で親指をサムズアップし、その演技を褒めたとのことです。

こうして二人は演技に対して真剣に議論等を行い、その親密さを増していったのでした。

GACKTに対するアンチやバッシング

しかし、当時のGACKTさんが演じる上杉謙信の出で立ちには猛烈なバッシングがありました。

長髪ビジュアル系であり、上杉謙信のイメージとは違う、というものです。

これに対してGACKTさんはかなり悩み、そして落ち込みました。

というのも長髪はGACKTさんの提案によるものだったからです。

ブログでは、あの頃のGACKTさんは、アンチも敵も多く、多大なプレッシャーに押し潰されそうであり「疲弊していた」と当時の精神状態を明かしています。

GACKTを励ます緒形拳

そんな落ち込むGACKTさんに対し、緒形さんは、

「俺はお前に言わなきゃいけないこと全部言ってきた。

緒形拳ができていると言っているんだ、自信を持ってやれ。

大丈夫だよ、パパがついてる」

と励ましたのです。

その暖かい言葉にGACKTさんは「初めて救われた気がした」と涙ながらに語っています。

GACKTにとって緒形拳は甘えられる存在

緒形さんについて司会の坂上忍さんから質問されると「あんな風に自分の人生を救ってくれたのは初めて」と語り、緒形さんの笑顔を見る為に毎日現場に行っていた、と現場での思い出を語っています。

またGACKTさんのブログでは、「甘えることが苦手だった自分に対して、優しい手を差し伸べてくれた」としそして「素直に甘えられる人物であった」とも語り、亡くなったことを悔やんでいます。

GACKTさんは緒形さんを「父さん」と呼んでいますが、それが始まったのかいつだったのか思い出せない、と語り、その自然な親密関係について胸の内を明かしています。

GACKT、緒形拳の訃報に愕然

そんな親密な親子のような関係でしたが、しかし別れは急速にやってきます。

大河ドラマが終わった一年後の2008年に、緒形さんは亡くなられてしまうのです。

死因は肝臓がんです。

2000年頃から慢性肝炎を患い、それが悪化した、とのこと。

それでも緒形さんは病を隠し、その変化に誰も気づかないほどの熱意で、俳優活動を続けていたのでした。

緒形さんもGACKTさんのことを気にしており、大河の時にはガンの手術を受けた直後であったのですが、「ずっとガッくんが待ってるから」と話していたとのことです。

その訃報にGACKTさんは愕然とし、お葬式の場で特別に緒形さんの顔を見た時、思わず号泣してしまったのでした。

GACKTさんは、その後一か月間はショックと悲しみで何も手につかない状態であった、と語っています。

GACKTが役者の仕事を受け続ける理由

GACKTさんは「自分はミュージシャンである」とその立場を明確に表明していますが、それでも役者の仕事が来たのならばスケジュールが合えば必ず引き受ける、としています。

それは緒形さんから受け取ったもの、教えてもらったものを止める訳にはいかない、という固い誓いから出ているものなのです。

GACKTと緒形拳の果たされらなかった約束

そしてまた、緒形さんとの果たされなかった約束についても番組で紹介されました。

それは緒形さんとお気に入りの蕎麦屋に2人で食べに行く、というものでした。

前々から「一緒に美味しい蕎麦を食べに行こう」と言っており、その日も決まっていたのですが、その約束の日は緒形さんの亡くなる一週間前であり、残念なことにその約束は果たされることがなかったのでした。

GACKTに大きな影響を与えた緒形拳の存在

GACKTさんは、今でも緒形さんの誕生日と命日には欠かさずお墓参りを行い、墓前に対し「頑張っています」と報告しています。

人との出会いは人生の宝である、とはよく言われる言葉ですが、文字通り本当に、緒形拳さんとの出会いはGACKTさんにとって何物にも代えがたい、そしてこれからも生きる力になる宝だったのでした。

今回は、GACKTさんと緒形拳さんの共演した大河ドラマやその「救われた」というエピソード、GACKTさんが役者を続ける理由と、緒形さんとの果たされなかった約束等について纏めました。

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