韓国GSOMIA取引材料に!輸出管理強化措置撤回関連付ける意図韓国経済現状は?

韓国政府によってGSOMIAの破棄が発表されましたが、続けて条件付きで破棄の撤回を行う旨を本日27日に発表されました。

その内容は、日本政府による輸出管理強化措置撤回に基づいており、それに対する取引材料として用いているとのことです。

韓国政府は、具体的にどのような発表を行ったのでしょうか。

また現在の韓国経済はどのようなものなのでしょうか。

今回は、韓国政府がGSOMIAの破棄の撤回を取引材料にした輸出管理強化措置の撤回関連付ける意図や、韓国経済の現状などについてまとめました。

韓国がGSOMIAを取引材料に輸出管理強化措置の撤回を求める

韓国のイ首相は、韓国の国会でGSOMIAについて日本が輸出管理の強化措置を撤回することにより再検討する余地があることを発表しています。

「ただ「GSOMIA」はことし11月まで有効で、イ・ナギョン首相は「3か月近く時間が残っていて、この間に日本が不当な措置を原状回復するなら、韓国政府も『GSOMIA』の終了について再検討する。そうなることが望ましい」と述べました。

「GSOMIA」の破棄をめぐって日本だけでなくアメリカも強い懸念を表明する中、イ・ナギョン首相としては再検討する用意があると示すことで、日本の輸出管理の強化を撤回するよう求めた形です。」

引用元:NHKニュース(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190826/k10012049411000.html)

韓国の発表に対する日本政府の反応

こうした韓国の発表に対して、日本政府にとって受け入れる余地がないことが、閣僚によって発表されています。

菅義偉官房長官は27日の記者会見で、韓国の李洛淵首相が韓国向けの輸出管理強化措置を日本が撤回すれば、軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を再検討する可能性に言及したことについて「全く次元の異なる問題だ」と指摘した。

引用元:ヤフーニュース(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190827-00000057-jij-pol)

 

韓国政府が、輸出規制強化を日本政府が撤回すれば日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を再検討するとしていることについて、世耕弘成経済産業相は27日の閣議後会見で輸出規制強化措置の撤回を否定した。
「全く次元が異なる問題。両者を関連づける主張や発言は全く理解できず、当然受け入れられない」と述べ、輸出手続きを簡略化できる国(ホワイト国)から韓国を外す政令の施行を28日に予定通り行う考えだ。

引用元:ヤフーニュース(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190827-00000042-asahi-pol)

日本政府は「安全保障」の立場から輸出管理強化措置を行ったのであり、その時点においてGSOMIAの破棄を取引として交換取引できる余地はない、としています。

そもそも一度GSOMIAの破棄を発表した以上、24日までにその撤回をしなければならない話です。

この提案を日本政府が受け入れることはまずあり得ないとされています。

韓国がGSOMIAを取引材料にした背景

経済が非常に不安定な状態であり、また国内では文政権に対する批判はさらに高まっています。
国外では日本を始めアメリカからも疑問視されているのが韓国の現状です。

韓国・ソウルで、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の退陣を求める数万人規模の集会が開かれ、日本との「GSOMIA」破棄を批判する声が相次いだ。
「GSOMIA破棄は、韓日関係破綻を超え、韓米同盟を解体する高速道路だ!」
ソウル中心部で24日に行われた最大野党「自由韓国党」の集会には、数万人が集まり、文大統領の退陣を求めた。
登壇者からは、GSOMIA破棄について、「北朝鮮・中国・ロシアに近づく政権に、命は任せられない」などと批判する声が相次いだ。
文大統領の支持率は、側近のスキャンダル発覚を背景に低下しており、GSOMIA破棄という決定が支持率にどう影響するのか注目されている。

引用元:FNN.jpプライムオンライン(https://www.fnn.jp/posts/00422920CX/201908250621_CX_CX)

ネット上では、こういった反発に対する責任を日本に負わせる形を取るために発表されたのでは、とされています。

実際に25日に韓国政府から出された発表では、日本政府によるGSOMIAの破棄が行われる前に韓国側から破棄したとされており二転三転する様相を見せています。

韓国政府が日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を決めた理由について、韓国政府高官は25日、韓国側が協定を延長していてもその後に「日本が一方的に破棄する可能性があった」からだとし、そうなれば「ばかを見る」との認識を示した。聯合ニュースなど韓国メディアに明らかにした。

引用元:ヤフーニュース(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190825-00000537-san-kr)

韓国経済の現状

本日27日現在、1ドル当たり1210ウォン、韓国総合株価指数は1920をマークしています。

この数字は現在韓国経済が非常に危険であることを指している、と言われています。

またいずれも一時は小康状態を見せていましたが、GSOMIAの破棄の発表によりまた激しく動いています。

そして、今後上がることは難しい見通しとなっています。

韓国経済の現状:ウォンドル

韓国は輸出による収入が非常に高い国です。

そういった国ではドル高になることで輸出の儲けがさらに伸びることになり、有利な立場になります。

しかし、韓国は資源の乏しい国であり、輸出品を製造するには輸入によって材料を入手する必要で一方的なドル高は決してプラスではありません。

また韓国は外国通貨建てで外国から借金をしており、ドル高になるとその借金の額は大きく膨らみます。

韓国は一般的には1ドル1160ウォン当たりが望ましいとされており、1200ウォンは危険水域です。

また心理的なボーダーラインとも言われています。

それに対して韓国政府も中央銀行による為替介入を行っていますが、下へ向かう圧力は非常に強く、最低値を更新し続けている現状です。

韓国経済の現状:コスピ

韓国総合株価指数(コスピ)とは、韓国の特定の企業群の時価総額を指数で表したものです。

日本で言えば日経平均株価が該当します。

27日現在では1920をマークしており、かなり危険な領域に入っているとされています。

こちらの方は心理的なボーダーラインが2000と言われており、現状ではそれを遥かに上回っています。

そして今後さらに低くなると見込まれています。

またGSOMIAの破棄による韓国経済の不安定さも問われており、今後ますます激化するものと見込まれています。

メリッツ総合金融証券のイ・ジンウ研究員は「短ければ関税賦課が始まる9月1日、段階的関税賦課日である12月15日前まで交渉の再開と縫合の有無を待つほかなくなった。
KOSPIは1800ポイント台後半の底までもう一度試されることになる可能性が大きい」と話した。

引用元:中央日報(https://japanese.joins.com/article/930/256930.html)

揺れ動く韓国の動向に注目

韓国の現状や、今更となったGSOMIAの破棄を取引材料にしたことなどを考えると、今回のイ首相の発表は韓国の迷走ぶりを示しているという結論が妥当と言えます。

現在のところでは好転する材料を見せておらず、今後どのような行動を起こすのか見当もつかない状況と言えます。

韓国ならびに日米や北朝鮮や中国・ロシアなど東アジアの動向にこれからも注目です。

今回は、韓国政府がGSOMIAの破棄の撤回を輸出管理強化措置の撤回の取引材料としたニュースや、韓国経済の現状などについてまとめました。

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