韓国の主張と実際の竹島の歴史は?日本が自衛隊を派遣しない理由や竹島の重要性は?

日韓の対立はますますその度合いを増してきています。

2019年8月31日には日韓の紛争地帯である島根県の竹島へ韓国の国会議員が上陸を果たすという事態が起きており、韓国側の挑発行為と言われています。

長らく自国の領土といって譲らない両国ですが、韓国の主張と実際の竹島の歴史はどのようなものなのでしょうか。

また、日本が自衛隊を派遣しない理由や竹島の重要性はどんなものなのでしょうか。

今回は、竹島の歴史と韓国の主張、日本が竹島に自衛隊を派遣しない理由や竹島の重要性についてまとめました。

竹島とは

竹島は日本海の南西部にある島です。

東島と西島と呼ばれる2つの小島を中心として、37もの岩礁を加えて構成されています。

あまり大きくはない島であり、人が住むのは難しいとされています。

「総面積は約0.21km2で、東京ドーム5つほどの大きさである。最頂部は男島が海抜168m(地図)、女島が海抜98m(地図)。周囲は断崖絶壁で、飲料水に乏しく、人の住みにくい環境である。」

引用元:wikipedia
(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%B9%E5%B3%B6_(%E5%B3%B6%E6%A0%B9%E7%9C%8C)

竹島の重要性

国は、領土・領海・領空の3種を保有しています。

領海は領土に付随するものであり、半径22キロが含まれます。

またそれとは別に「排他的経済水域」と呼ばれる漁業や資源開発を行うことが出来る領域があります。

竹島はそれに含まれており、竹島が韓国の領域だとするとその地域での経済活動ができなくなります。

竹島は島根県の一部

竹島は、日本では島根県の一部として扱われています。

島根県は「竹島は島根の宝 わが領土」として訴えており、島根県公式ホームページでは「Web竹島問題研究所」のコーナーを設けてその正当性を訴え続けています。

参考:島根県公式ホームページ
(https://www.pref.shimane.lg.jp/admin/pref/takeshima/web-takeshima/takeshima04/dokutonokyogi/dokutonokyogi10-6.html)

竹島に韓国が常駐している経緯

竹島に韓国の警備隊などが常駐しているのが始まったのは、韓国の初代大統領である李承晩の政策によるものだとされています。

「第二次世界大戦後、日本の領域は、1952年発効のサンフランシスコ平和条約より定められたが、韓国の李承晩大統領は同島を韓国領であるとし、同条約発効直前にマッカーサー・ラインに倣った李承晩ラインを一方的に設定し、竹島を韓国領として韓国側水域に含めた(マッカーサーラインはサンフランシスコ条約発効と共に廃止されている)。」

引用元:wikipedia(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%B9%E5%B3%B6_(%E5%B3%B6%E6%A0%B9%E7%9C%8C))

日韓基本条約とともに李承晩の政策は廃止に至りますが、それ以降も韓国は竹島を韓国領として訴え続け、現在に至っています。

竹島の歴史

外務省のホームページで、竹島の歴史に関して閲覧することができます。

それによると、竹島は江戸時代の頃に既に日本に認知されています。

当時はそこで江戸幕府公認のもとで「あわびの採取」や「あしかの捕獲」が行われています。

日本人による漁業が円滑に行われており、17世紀半ばには、竹島の領有権を日本が確立していると言えます。

参考:外務省(https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/takeshima/g_ryoyu.html)

また1905年に明治政府によって「竹島」の名称のもと、閣議決定により日本が竹島を所有する意志が確認されています。

参考:外務省(https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/takeshima/g_hennyu.html)

竹島に対する韓国の主張

韓国側はこの外務省の発表に対して次のように反論しています。

◯竹島は韓国では古くから于山島という名前の韓国の領土である

◯1696年に朝鮮の安龍福の抗議によって江戸幕府は竹島の所有を放棄している

◯1877年に日本は竹島を日本の領土から外している

◯1905年の日本の竹島編入は、日本の韓国侵略の過程で行われており、無効である

参考:wikipedia(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%B9%E5%B3%B6_(%E5%B3%B6%E6%A0%B9%E7%9C%8C)#争点)

現在でもこれらの主張を繰り返しており、竹島が韓国固有の領土であることを発表しています。

竹島に自衛隊を派遣しない理由

さて、竹島が日本の領土であるとするのであれば、日本にとって韓国人の竹島上陸は侵略行為と言っても過言ではない状況であり、対抗措置が必要となります。

しかし、日本政府は自衛隊の派遣を行おうとはしておらず、現状では平和的な解決を模索を行っています。

何故、日本は竹島に自衛隊を派遣しないのでしょうか。

竹島に自衛隊を派遣しない理由:紛争悪化の懸念

専門家によれば、自衛隊と海上保安庁が日本海で軍事的な対応をとることにより、軍事的紛争を招くことに対する躊躇だと指摘しています。

「現実に、竹島問題ではそう簡単には対抗措置は取れない。仮に日本が「竹島防御訓練」という名の下に海上自衛隊と海上保安庁が日本海で同様の軍事的な対応を取れば、韓国が猛反発し、軍事紛争を誘発しかねない。」

引用元:ヤフーニュース(https://news.yahoo.co.jp/byline/pyonjiniru/20160609-00058633/)

また日韓の同盟国であるアメリカとしては、当然両国の紛争は歓迎すべき事態ではなく、それに配慮した結果であるとも言われています。

竹島に自衛隊を派遣しない理由:平和的な解決

また日本国憲法による制限もその一つであると言われています。

日本国憲法第9条では次のように書かれています。

「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」

引用元:wikipedia(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%9B%BD%E6%86%B2%E6%B3%95%E7%AC%AC9%E6%9D%A1)

これとともに、島根県の公式ホームページでも

「今日の国際社会において武力行使による解決の選択肢はない
(一部略)

国連加盟国は国際紛争の平和的手段による解決を義務としている」

引用元:竹島問題の平和的解決に向けて(https://www.pref.shimane.lg.jp/admin/pref/takeshima/web-takeshima/takeshima06/takeshima07/H29kouza.data/290924-reference_materials.pdf)

と主張しており、日本国としては自衛隊の派遣による武力での解決は、方針としては考えにくい状況であると言えます。

竹島を巡る日韓と東アジアの動向に注目

領土の問題はその国の発展に大きく寄与するものであり、日韓のいずれも譲るという決定は下されることはないでしょう。

ただ韓国が日本とのGSOMIAの破棄したことにより、アメリカを含む東アジア諸国においては大変動が起きており、その中で新しい流れが展開されるのではとの予測もあります。

今後も東アジア、そして竹島を巡る日韓の動向に注視する必要があるでしょう。

今回は、竹島の歴史と韓国の主張、日本が竹島に自衛隊を派遣しない理由や竹島の重要性についてまとめました。

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