警察庁と都道府県警察との関係は?佐賀県警本部長に警察庁から着任する理由は?

警察庁は8月6日付で人事を内示しました。

それによると佐賀県警本部長に女性の本部長が着任することになりました。

女性の本部長はこれまで数件の事例しかありません。

そこで今回は警察庁と都道府県警察の関係や、佐賀県警本部長に警察庁から着任する理由とこれまで就任した女性の本部長についてまとめました。

警察庁から佐賀県警本部長に着任

それでは今回の人事を報じる記事から見ることにしましょう。

佐賀県警本部長に杉内氏 女性は九州初

佐賀県警は6日、三田豪士本部長(50)の後任に、警察庁生活安全局生活経済対策管理官の杉内由美子氏(49)が就任する人事を発表した。

発令は20日付。

県警によると、女性本部長は岩手、山梨、鳥取に続いて全国で4人目、九州では初めて。

三田氏は大阪府警警務部長に就く。

杉内氏は埼玉県出身。

東京大農学部を卒業後、1993年に警察庁入り。

大阪府警生活安全部長や埼玉県警警務部長などを経て、今年1月から現職。

引用元:西日本新聞 2019/8/7 6:00(https://www.nishinippon.co.jp/item/n/533320/)

警察庁とは

そもそも警察庁とはどんな組織なんでしょうか。

ウィキペディアでは次のように解説しています。

・警察庁

警察庁(けいさつちょう)は、日本の行政機関の一つである。

内閣府の外局として、内閣総理大臣の下に置かれる国家公安委員会の「特別の機関」であり、警察制度の企画立案のほか、国の公安に係る事案についての警察運営、警察活動の基盤である教養、通信、鑑識等に関する事務、警察行政に関する調整等を行う。

1954年(昭和29年)に公布・施行された警察法により設置された。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AD%A6%E5%AF%9F%E5%BA%81)

警察庁は国の機関の1つであることがわかります。

都道府県警察とは

それでは都道府県警察についてはどうでしょう。

警察本部の説明はこちらです。

・警察本部

警察本部(けいさつほんぶ)は、都道府県警察の本部である。

「都道府県警察」とは、警察法2条に定める事務を執り行うため当該都道府県が設置した組織であり、その中枢が「警察本部」である。

また、庁舎そのものを指す語でもある。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AD%A6%E5%AF%9F%E6%9C%AC%E9%83%A8)

都道府県警察は都道府県が設置した組織であることがわかります。

警察庁と都道府県警察との関係

警察庁と都道府県警察についてはわかりましたが都道府県が設置した警察に警察庁から本部長が送り込まれるというのはどうしてなのでしょうか。

ウィキペディアにはこうあります。

地方警務官制度の建前としては、国家公安委員会が都道府県公安委員会の同意を得て人事が行われることになっているが、これまで一度たりとも都道府県公安委員会が拒否権を発動した事例は無く、都道府県警察の主要幹部はすべて警察庁人事での決定を追認している。

そのため報道機関も、警察庁人事として報じている。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AD%A6%E5%AF%9F%E5%BA%81)

つまり事実上、都道府県の公安委員会は国家公安委員会の下部組織になっているということです。

警察庁から来た他の女性本部長はどんな人?

九州初の女性警察本部長に杉内由美子氏が就任することになりました。

これまで女性の警察本部長は杉内由美子氏を含めても4人しかいません。

他にはどんな方々が本部長を務められたのでしょうか。

時系列で見てみましょう。

警察庁から岩手県警本部長

女性初の警察本部長は岩手県警の本部長に就任した田中俊恵氏です。

2013年の事でした。

女性初の警察本部長が着任 岩手県警

女性初の都道府県警トップとなる、岩手県警の田中俊恵本部長(47)が20日着任し、県警本部で開かれた着任式で「誇りと使命感を持って、生き生きと仕事に取り組もう」と幹部に訓示した。

田中氏は大阪府吹田市出身で、東大法学部卒。

1989年に女性初のキャリアとして警察庁に採用。

98年3月には埼玉県警で詐欺事件などを捜査する捜査2課長に女性で初めて就いたほか、2001年9月から、初の女性署長として神奈川県警保土ケ谷署長を務めた。

引用元:日本経済新聞 2013/8/20付(https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2002R_Q3A820C1CC1000/)

警察庁のキャリアとしては女性初の方だったんですね。

警察庁から来た山梨県警本部長

女性で2人めとなる本部長は、山梨県警本部長に就任した青山彩子氏です。

2017年でした。

山梨県警本部長に青山氏、初の女性 山梨

県警の新しい本部長に警察庁刑事局の青山彩子・犯罪鑑識官(47)が就任する。

警察庁が21日付で内示した。

青山氏は平成4年、警察庁採用。

北海道警交通規制課長、警視庁生活安全総務課長、警察庁犯罪抑止対策室長、千葉県警警務部長などを歴任した。

引用元:産経ニュース 2017.7.22 07:07(https://www.sankei.com/region/news/170722/rgn1707220040-n1.html)

警察庁から来た鳥取県警本部長

3人目の女性本部長は鳥取県警の本部長を務めた佐野裕子氏です。

鳥取県警に女性本部長 全国3例目 就任会見で「女性ならではの視点で働きやすい職場づくりを」

鳥取県警本部長に就任した佐野裕子氏(47)が2日、県警本部で記者会見し「女性ならではの視点で、働きやすい職場づくりを目指したい」と抱負を語った。県警によると、女性の都道府県警本部長は岩手、山梨に次ぐ全国3例目。

佐野氏は岐阜県出身で、平成5年に警察庁入庁。静岡県警警務部長や警察庁長官官房参事官を経て、3月29日付で着任した。

引用元:産経新聞 2018.4.2 17:40(https://www.sankei.com/west/news/180402/wst1804020055-n1.html)

都道府県警の女性の本部長は増えていく

戦後、現在の警察組織になってから女性が本部長に就任するまでじつに70年近くかかっています。

今や女性のキャリアは珍しくありません。

警察庁でもそうなりつつあります。

47都道府県の少なくとも1/3は女性の本部長という日も遠くないのかもしれません。

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