日テレ三冠の要因とは?5年連続で視聴率首位の番組や人気の秘訣は?

2018年度の平均視聴率の三冠王を日本テレビが達成した、というニュースが日本テレビから発表されました。

月ごとの集計では他局に一位の座を奪われることもありましたが、終わってみれば主要時間帯でトップという結果になっています。

各放送局がしのぎを削る視聴率争いですが、現在の所では、日本テレビが他局の追随を許さない人気と実力がある、といっていいのでしょうね

今回は、日本テレビの人気の秘訣や要因について調査しました。

三冠王達成

本日1日に、日本テレビから2018年度の平均視聴率が、全日・ゴールデン・プライムの主要時間帯で、NHKや民放キー局の中でトップであり、5年連続で「三冠」を達成した、と発表がありました。

それは名実ともに、一番人気のあるテレビ局である、といっていいのでしょう。

追われる側という苦しい立場でありながら、それを維持し続けるというのは想像を絶する努力、そして実力があった、ということになるでしょうね。

三冠王とは

三冠王というのは、一日の中の時間帯の中で、特に主要である3つの時間帯でトップを取ることを言います。

一日は5つの区切りがあり、それは次のようになります。

◯全日…6~24時

◯プライム…19~23時

◯ゴールデン…19~22時

◯プラチナ…23~25時

◯ノンプライム…6~9時、23~24時(全日からプライムを抜いた残りの時間)

この中でも特に重要と思われる、前日・プライム・ゴールデンの3つでトップを取ることを「三冠王」と呼んでいます。

圧倒的なバラエティ番組重視

こうした人気を支えている原因として挙げられるのは、バラエティ番組に主軸を置いていることを多くの人達が指摘しています。

ゴールデンタイム並びにプライムの時間帯におけるバラエティ番組の割合はかなり高く、8割前後がそれと言っていいでしょう。

 

 

北野武さんと所ジョージさんが司会を行う「世界まる見え!テレビ特捜部」や、明石家さんまさんが司会を行う「踊る!さんま御殿!!」、中居正広さんと笑福亭鶴瓶さんの「ザ!世界仰天ニュース」などなど、強力で息の長いバラエティ番組が沢山あります。

近年では日本テレビの顔番組になりつつある、内村光良さんの「世界の果てまでイッテQ!」も当然、見逃してはいけない要素でしょう。

2017年のデータですが、とある視聴率調査会社が出した、バラエティというジャンルでベスト10にランクインした番組を4月から8月までの総本数は以下のようになっています。

1.日本テレビ…180本

2.TBS…28本

3.NHK…16本

4.テレビ朝日…3本

5.フジテレビ…1本

となり、実に8割を日テレ1局が占めており、16年を1年通した結果も日テレが7割以上を占めている、というデータが出されています。

日テレが、いかにバラエティ番組に対して力を入れているか、がよく解る結果です。

性別も世代も問わない

バラエティ番組の強みは、他の時代劇やドラマといったジャンルに比べて、性別と年齢を問わない点にあります。

学校が仕事が終わって、家族みんなで晩御飯を食べている時に、安心して見られるというのもありますし、そもそも一人で見て楽しむのだって問題はありません。

それに比べて時代劇やドラマは、性別や年齢層にターゲットを絞ることが多く、バラエティほどには視聴者の取り込みを徹底していない、という部分もあります。

その辺を重視しているのは、流石に目の付け所がいいですね。

風通しの良さ

また、組織としての風通しの良さも見逃せない事情でしょう。

日本テレビのドラマ「ゆとりですがなにか」は、脚本家として有名な宮藤官九郎さんと演出として有名な水田伸生さんの二人がスタッフの番組です。

プロデューサーの枝見洋子さんは、かねてよりこの二人をスタッフとして、若者を扱ったドラマを作ってみたいと周囲に話していたそうですが、その話を聞いていた上層部により枝見さんはプロデューサーに抜擢されたとのことです。

当時、枝見さんはまだ弱冠30歳。

それでも上層部は枝見さんの熱意を有望なものと受け止めて、プロデューサーに抜擢したそうです。

枝見さんはこの時の体験を、面白い番組を作るためには女性だのなんだの言わずに、まず実行させてみよう、という日本テレビの熱意とも執念とも言えるものを感じたそうです。

風通しの悪いフジテレビ

他局を引き合いにするのなら、かつての三冠王の常連であったフジテレビの例も挙げなければならないでしょう。

かつて他のどのテレビ局より人気があったフジテレビですが、ここ最近ではその落ち込みぶりは激しく、下から2番目となっています。

それどころか、テレビ東京相手にも後れを取りそうな危機もたびたび見られ、かつての勢いはまるでありません。

その原因は、社内の閉鎖的な空気によるものだ、と多くの人は指摘します。

庶民に対してウケのよかった番組ばかりだったのに、テレビ局のトップになった時から徐々にその「エリート意識」を見せ始め、一般人には理解しがたい内容や空気を出してしまったのです。

この辺は日テレとは対照的といっていいのでしょうし、結果に現れたといっていいのでしょうね。

更新ストップ

こうして5年連続で三冠王を果たした日テレですが、しかし決して油断はできません。

昨年の10月の月間視聴率で、全日に関してその一位をテレビ朝日に渡されてしまい、58か月の連続記録がストップしています。

また、かつての王者であるフジテレビと同じ道を通るのでは、という声も囁かれているおり、その座に安穏とすることはその噂の通りになることもあり得るでしょう。

今後も、まだまだ各テレビ局の動向を含めて、注視していくべき部分でしょうね。

これからも期待

日本テレビ編成局は、今の王座の地位を嬉しいとしながらも、現状に留まることなく生活者ファーストの視点で、より良い番組を作っていきたい、と語っています。

油断することなく、情熱を傾けた面白い番組を今後とも期待したいですね。

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