王子様から改名して話題!費用や手間はかかる?キラキラネーム名付ける親子の心境は?

本名が「王子様(おうじさま)」だった男性が、裁判所へ申し立てすることで改名に成功した、というツイッターの呟きが話題となっています。

投稿した男性は、それまでの人生でその名前で悪目立ちしたことに対する憤りと共に、今回の改名成功について、大いにその喜びを語っています。

社会生活をしている上で、たまに見かける所謂「キラキラネーム」。

今回はこの事例と共に、改名手続きの費用や手間、キラキラネームをつける人の心境などについて調査しました。

「王子様」から「肇」への改名

ツイッターで話題となっている改名に成功した方は、山梨県在住の「赤池 肇」さんで18歳の男性です。

「王子様」から「肇(はじめ)」への改名を行い、それが認められたのです。

裁判所から送られてきた証明書もツイッターに画像でアップされています。

この呟きはあっという間に拡散し、一日で14万件を超える「いいね」と8万件のリツイートがつき、ツイッターのトレンドにも上がっています。

改名の手続き

改名手続きで最初に行うことは、まず家庭裁判所に「名の変更許可」の申し立てを行うことです。

家庭裁判所は家事事件について取り扱いが中心であり、この件は「戸籍上の氏名や性別の変更などに関する審判」に該当するのです。

申立人は15歳以上なら本人ができ、それ未満なら法定代理人が代理で行えます。

それが許可されることによって、市町村役場での「名の変更届」の提出が可能になるのです。

費用は全体で3000円ぐらい

申し立てに必要な費用は、収入印紙800円となります。

また連絡用の郵便切手も必要となります。

赤池さんによると、それ以降の手続きを含めて合計で3000円ぐらい掛かった、とのことですが、いずれにしてもそこまで高い額ではなさそうですね。

申し立てに必要な書類一覧

申し立てに必要書類は

1.名前の変更許可申立書

2.申立人の戸籍謄本(全部事項証明書)

3.名の変更の理由を証する資料

です。また状況に応じて必要な書類の提出があるそうです。

正当な名前の変更理由

名前の変更許可申立書に載っている、申し立ての理由は次の通りです。

1.奇妙な名である。

2.むずかしくて正確に読まれない。

3.同姓同名者がいて不便である。

4.異性とまぎらわしい。

5.外国人と紛らわしい。

6.神官・僧侶となった(やめた)

7.通称として永年使用した

8.その他

です。

これらは逆に言えば、裁判所はこれらに対して正当な改名変更の動機を認めている、と言えるでしょう。

今回の「王子様」は1に該当したのではないでしょうか。

掛かる手間は一か月くらい

家庭裁判所に申立書を含めた必要書類の提出をすると、「名の変更許可」の家事裁判が開始されます。

通常その日の内に詳しい事情を聞かれ、また必要に応じて書面での照会や呼び出しによる事情聴取が行われます。

そしてそれが許可されると、その審決書の謄本が申立人に郵送され、その書類を持って市町村役場に「名の変更届」を提出することで手続きは完了します。

赤池さんによると、これら全てに掛かった時間は1か月ほどであり、特に難しいといったことはなかったそうです。

キラキラネーム

近年、そのあまりの珍妙さにより話題となっているキラキラネーム。

あまりにも個性的過ぎて、流石に呆れてしまうのもやむなしと思えるものが多いですよね。

その名前を付けた親は一体何を思ってその名前をつけたのか。

それは、妊娠というとてもお目出度いイベントから来る高揚感にある、と言われています。

気分が高揚するマタニティハイ

近年出てきたワードとして「マタニティハイ」というものがあります。

よく知られている用語として「マタニティブルー」というものがありますが、これは妊婦の方が悲しくなったり不安になったりと、ネガティブな方向で情緒不安定になることを指しますが、「マタニティハイ」はその逆で、ハイな気分になるのです。

ハイテンションでとても舞い上がっている、という状態です。

ホルモンバランスの変化、また赤ん坊を授かったことによる特別感、祝福や期待感が大きいことからくる、と言われています。

残念ながら、「マタニティブルー」と同じく「マタニティハイ」も結論としては良い状態であるとは言えません。

それはあまりの高揚感により、周りのことを考えない行動を取ることが多く、周囲の人間に迷惑を掛けたり、人間関係に悪い意味で影響を及ぼすことが多々あるからです。

マタニティハイの行動

マタニティハイによって引き起こされる行動は大きな所では次の通りです。

1.赤ちゃんのエコーの写真を見せる

2.周囲の人達(特に女性)に妊娠を勧める発言をする

3.会話内容が子供の話ばかりになる

4.必要以上に妊婦であることを理由に自分を守る

5.キラキラネームをつける

いずれも度が過ぎなければ至って妊婦としては普通のことですが、ここで重要なのはまさに度が過ぎていることなのです。

妊婦本人だけじゃない?

実は妊婦に留まらず、夫を初めとする近親者がその対象であることもあります。

妊娠した当の本人は至って冷静なのに、夫や本人の両親が必要以上に浮かれて上記の行動を引き起こす、ということもあります。

キラキラネームの悩み

親の愛情の暴走からくるのがキラキラネームと言っていいのでしょうが、その名前をつけられた本人は、大抵はその「キラキラ」した名前に悩みます。

他人から物珍しい目で見られたり、その名前の呼び方を間違えられてしまうのがほとんどです。

そしてそれがイジメに繋がるシーンも少なくありません。

また、結婚や就職の際に、キラキラネームであることで御破算になってしまうケースもあります。

偏見と言えばそうでしょうが、繋がる理由よりも繋がってはならない理由の方がより直接的で実用的であるとも言える為、キラキラネームが敬遠される傾向は無くなることはないと思われます。

悩んでいる人にはいい知らせ

親が子供の名前を付けることは、子供の誕生を祝うことであり、それと同時に親から子への初めての贈り物でもあります。

それを笑うのは失礼とは思いながらも、「それはないでしょう」と呆れてしまい、そしてその子の行く末を思わず案じてしまうキラキラネーム。

今回の赤池さんの改名成功は、やはり同じくキラキラネームで悩んできた方にとっては朗報と言っていいのだと思います。

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