台風で運休したらホテルは取ってもらえる?駅や空港で宿泊?振替運行や払い戻しは?

8月も中旬を迎え、夏休みということで家族や友達と旅行をする方も多いことでしょう。

しかし現在上陸中の台風10号によって西日本では鉄道の一部運転取りやめが発生しており、飛行機でも遅延や欠航が発生する可能性が生じています。

旅にトラブルはつきものですが、前もって確認したいことは色々あります。

台風による運休によって足止め状態になった時、ホテルなどの宿泊施設などを取ってもらえるのでしょうか。

また駅構内や空港などで宿泊できるのでしょうか。

振替運行や払い戻しなどはあり得るのでしょうか。

今回は、台風での運休によってホテルなどを取ってもらえるのか、また駅や空港などで宿泊ができるのか、そして振替運行や払い戻しはどうなっているのかなどについてまとめました。

電車が台風によって運休になった時

では、電車が運休となった場合について紹介します。

JRは旅客との運送契約に対し、適用する条件を定めた規則として「旅客営業規則」という約款を定めています。

JR以外の鉄道会社でも同じような約款が使われており、現状ではほとんど全ての鉄道会社で通用すると考えることができます。

それに沿って、電車が運休できない場合などについての対処法も定められています。

電車が台風によって運休になった時:払い戻し

まずは払い戻しの件について紹介します。

JRでは電車の運休に対して以下のような規則を定めています。

「すでにきっぷをお持ちの場合
旅行を取り止める場合は、運賃・料金の全額をお返しします。

また、旅行の途中で取り止める場合は、お乗りにならない区間の運賃はお返しします。

その場合、運転をとりやめた列車の特急・急行料金などは全額お返しします。」

引用元:JR東日本(https://www.jreast.co.jp/kippu/24.html)

他の鉄道会社も似たようなものであり、払い戻しは可能であると言えます。

ただ使用する切符の種類などによっては扱いが違ってくることもあり、その辺は前もって確認する必要があります。

電車が台風によって運休になった時:振替運行

電車における振替運行について確認しますと以下の通りとなっています。

「振替輸送は、不通区間を含む乗車券を持つ利用者が、一定の条件の元で、他の事業者の交通機関を運賃の支払い無しで迂回利用できる制度である。」

引用元:wikipedia
(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8C%AF%E6%9B%BF%E8%BC%B8%E9%80%81)

この一定の条件というものの中には自然災害も含まれており、台風による運休の際にはその鉄道会社が指定する他会社の鉄道ルートによる振替運行を利用することができます。

場所によってはバスやタクシーなどの代行輸送もありますが、よほど列車密度の低い場所でしか実現しない方法であり、現実にそれらの使用は自己負担でお願いしている所が多いです。

電車が台風によって運休になった時:ホテルの用意

電車が運休したことでその地に留まらざるを得ない状況に陥った時、鉄道会社はホテルなどの宿泊施設の提供などは行うことがあるのでしょうか。

答えは「ノー」です。

実は鉄道会社が提供するのはあくまで目的地までの輸送であり、それ以外の内容については補償の範疇ではないという見方を採っています。

「JR西日本によると、列車で缶詰にされた影響で発生するホテルや飛行機のキャンセル料は、過去の民事訴訟の判例でも乗客がこうむる間接的な損害とされ、運送事業者が負うべき補償の義務はないとされています。

切符購入と同時に発生する事業者と乗客が交わす運送契約(旅客営業規則、JR6社とも同じ)にも明記されています。列車が立ち往生して「会議に間に合わなかった」などの苦情もみられますが、運送事業者はそこまで責任を負いません。」

引用元:共同通信ニュース(http://kyodo.newsmart.jp/info/Result/2011/0321.php)

基本的に交通機関は「目的地まで輸送する」ことをサービスとして提供しており、それ以外の不利益に関しては補償外だという姿勢を取っています。

故に、運休などによって現地でホテルに泊まったとしても、それに掛かる費用は自己負担となります。

電車が台風によって運休になった時:駅での宿泊

鉄道駅を宿泊場所として利用することをSTB(ステーションビバーグ)と呼び、昔はけっこう行われていましたが最近ではほとんど不可能となっています。

理由としては

◯野生生物などの被害にあう

◯ガラの悪い人とのトラブルにあう

◯火災などの保安上の危険がある

が挙げられており、現状ではSTBを許容する駅はほとんどないと言えます。

やはり、地道に泊まる場所を探すことが妥当と言えます。

飛行機が台風によって運休になった時

では、飛行機の運休について紹介します。

まず知っておくべきことは飛行機の運休の際には「会社都合」と「不可抗力」の2種類によるものがあります。

そして台風などの自然災害による欠航は「不可抗力」であると見なされており、それに掛かる費用は全て旅行者本人の負担となるということです。

「飛行機が台風などの自然災害によって運休した」ということであれば、自然災害は誰の責任でもなく、また航空会社も旅行会社もれっきとした被害者であると言えるからです。

これを踏まえた上で、振替や払い戻し・ホテルなどの宿泊施設の用意などについて解説します。

飛行機が台風によって運休になった時:払い戻し

払い戻しも各航空会社で行っており、台風などの悪天候で大幅な遅延や欠航になった時には、払い戻しを行っています。

ただ手続き期間が存在しており、大手航空会社であるANAやJALでは10日以内に済ませる必要があります。

LCCでは払い戻しの期限はそれぞれ異なっていますので、前もって確認しておく方が良いでしょう。

飛行機が台風によって運休になった時:振替運行

台風に限らず天候による運休は、予約した航空会社の振替運行のサービスを利用できます。

一般的な航空会社では本数が多いため、天候の回復の内容によってはその日の当日に乗り換えることもできます。

LCC(格安航空会社)では本数が少ないため、後日違う便に乗り換えるということが多い模様です。

「会社都合」による運休の場合、大手航空会社では他の航空会社の振替輸送は可能性がありますが、台風は「不可抗力」に当たるため他社便振替は不可が原則となります。

飛行機が台風によって運休になった時:ホテル

行きは上手く目的地まで飛行機で到着できたけど、帰りの飛行機は台風などによって運休してしまった、ということは旅行の際のトラブルとして代表的なものです。

当然現地に留まり、何かしらの宿泊手段を講じなければなりません。

それに掛かる宿泊料金は自己負担が原則です。

旅行計画時に前もってホテルなどを探しておくことが賢明と言えるでしょう。

飛行機が台風によって運休になった時:空港での宿泊

空港ではカプセルホテルなどの宿泊施設は大抵用意されています。

また空港ロビーで寝泊まりする方も多く、毛布の貸し出しを行っている空港もあります。

自前で毛布を準備しておくことを推奨する旅行サイトもありますので、旅行計画時に天気予報を見て用意しておくこともありでしょう。

台風などによる運休などの予測

旅行にはトラブルが付き物であり、一つ一つ予想できるものに対して事前に対策を練っていく必要があります。

事前に目的地の天候などを含めた様子や予報をきちんと確認しておき、トラブルにあっても落ち着いて対処できるようにしたいところです。

今回は、台風での運休によってホテルなどを取ってもらえるのか、また駅や空港などの宿泊できるのか、そして振替運行や払い戻しはどうなっているのかなどについてまとめました。

台風関連記事

関連記事

2019年5月11日に山梨県北杜市で発生した大停電ですが、なんと一匹のヘビが原因で発生したとのことです。 およそ4万戸の大停電が発生した今回のケース、停電の大きさもさる事ながら、その原因がヘビであったということも驚きです。 その[…]

関連記事

夏の風物詩と言えばスイカや花火などがありますが、それと同時に台風の時期というイメージもあります。 花火大会を始めとする各種イベントで台風の動向は注目されており、私達にとっても常日頃から警戒感が必要です。 気象庁の台風情報の最新の[…]

関連記事

6月末から九州地方では断続的に大雨が続いており、例年の7月の一月分の雨が降った地域もあります。 河川が氾濫して床上浸水や田畑が水没するなどの被害も出ています。 そこで今回は水害から避難するときの注意点や、現地の被害を示す画像や動[…]

最新情報をチェックしよう!