【ヤフー】ジオシティーズ終了にネットの反応は?全盛期と最後は使われ方の違いは?

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ヤフーと言えば、メールサービスやニュースサイトにショッピングサイトなど、様々な人気サービスを提供しています。

ヤフーが提供しているサービスは、無料で利用できるものが多く、その中には個人用HPサービスを無料で提供する「ジオシティーズ」がありました。

このジオシティーズですが、2019年3月31日でサービスの提供を終了しました。

そして、ジオシティーズは、インターネットが普及し始めた90年代後半から、個人のホームページとして様々な情報を発信していた場でもありました。

今回は、ヤフーのジオシティーズ終了にネットの反応は?全盛期と最後は使われ方の違いなど、ジオシティーズの歴史を振り返ってみました。

ジオシティーズが終了してしまった

新元号の発表を翌日に控えた3月31日、ヤフーのジオシティーズは、そのサービス提供終了を静かに迎えました。

そのジオシティーズですが、個人HPならではの、独特な楽しみ方がありました。

ジオシティーズは個人HPが開設できたサービス

インターネット上のHP作成技術が黎明期のため、ジオシティーズの各サイトの見栄えはサイト運営者の知識と技術で大きく差がつく時代でした。

単色の壁紙に、テキストが打ち込まれただけのサイトがよくあり、写真や動画を配置したい場所に配置するには、htmlに詳しくなる必要がありました。

それでも、他の人とサイトの差別化を図るため、サイトを開くとMIDIで曲が流れたり、Flashで動きを付けるなど、個人HPも徐々に現代の様な形へと近づいていきました。

ジオシティーズは黒歴史

各運営者の思い出がギュッと詰まったジオシティーズですが、あまりに思いが詰まり過ぎて、黒歴史と呟かれる方もTwitter上では見られます。

確かに、今はサービスが無くなってしまったジオシティーズですが、運営されていた頃はアニメ・音楽・ゲーム・乗り物など、個人の大切な思い出と共に蘊蓄や感想など、熱量がこもっていました。

若かりし頃の黒歴史、ネットに放置したくはないけれど、パスワードが分からなかったり、登録IDが解約したメールアドレスであったりと、手を出したくても手を出せない状況の方の呟きもありました。

ヘタリアもジオシティーズ発

ジオシティーズで始まったサイトの中には、今や世界レベルで人気になったサイトもあります。

日丸屋秀和さんの「ヘタリア」は、ジオシティーズで運営されていた「キタユメ。」の中で公開されていました。

擬人化キャラは昔からありましたが、「ヘタリア」のヒットを受けて、アニメ界では擬人化の流れが出来ました。

「キタユメ。」は現在見ることができませんが、「ブログのような竹林」などで「ヘタリア」を楽しむことが出来ます。

ジオシティーズで流行った事

ジオシティーズでは、個人のサイトに個人が遊びに行く(閲覧する)感じでしたので、運営者と閲覧者の距離は程よいものでした。

運営者とサイトのファンである常連さんとは、今とは違った交流の仕方もありました。

キリ番ゲット

個人運営のHPでは、「キリ番」を踏むと、運営者から訪問者にちょっとしたサービスをしてくれるサイトがよくありました。

当時の個人運営サイトは、アクセスカウンターのキリがよい数字の訪問者に、景品のプレゼントやリクエストに応じてイラストを描くなど、運営者の趣向と閲覧者の趣向が程よく合っていたとも言えます。

バナー

個人サイトのPRとして、サイトをイメージしたバナーが作られていました。
今では商品広告のアイテムの一つとして用いられるバナーですが、個人サイトのバナーは、リンクを貼ってサイトへ誘導する事が目的のため、個性的なデザインが多くありました。

ただ、PCで絵を描くことや形をデザインするのは大変な事でした。
しかも、写真加工ソフトも現在程充実してはいません。

そこで、当時はホームページに使用するアイコンやボタン、フレームだけを掲載したサイトもありました。

ゲストブック

今でこそSNSがあるので、初対面やリアルでの知り合いでない方同士も、ハッシュタグで趣味趣向が合うのであれば手軽にコメントを送りあう事ができます。

しかし、インターネットが普及しはじめた頃は、個人サイトのHPに訪問したら、最初に挨拶コメントを残す場として、「ゲストブック」ページが用意されていました。

Twitterやインスタなどで、誰かの気になる投稿に挨拶からのコメントの流れがある今ではまどろっこしい感じがしないでもないです。

しかし、ハッシュタグが無く、自分と趣味趣向が程よく一致するか分からない時代でしたので、これはこれで程よい距離感だったのかもしれません。

ジオシティーズ末期は細々と運営

1994年にアメリカで誕生したジオシティーズは、20年以上続いたサービスを終了します。

作成したHPは2020年3月末までは、FTPによるファイルダウンロードが可能なので、必要なデータを回収していない方は早めに作業を済ませておくことがおすすめです。

新元号発表の雰囲気に紛れて、ヤフーのジオシティーズ終了がひっそりと行われましたが、ネット上の反応は、若い頃の黒歴史とする方もいれば、仕事用の貴重な資料が無くなると慌てている方など、惜しむよう声やほっとする声など反応も様々でした。

全盛期は個人の趣味について語る場でしたが、最後にはブログサービスサイトに押されて細々と続いていました。

ジオシティーズは情報の宝庫でしたので、いつかまたジオシティーズ全盛期の様な個性に溢れたサービスを楽しんでみたいですね。

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