Googleが新しいゲームのプラットフォーム「STADIA(スタディア)」を発表しました。
この「STADIA」、やり方や一体今までのゲーム機とどこが違うのでしょうか。
ゲームの進化は日々加速しています。
数年前にSONYがPS4を出したかと思えば、任天堂はSwitchを出し、更にはスマホの普及と共に単純だったビジュアルのスマホゲームが、今ではアニメや映画の様なグラフィックの出来になっています。
そこで、今回はGoogleSTADIAのやり方やどんなゲームでも出来るのか、PS4やSwichとの違いについて調べてみました。
GoogleSTADIAとはゲーム機不要のゲーム
今回Googleが発表した「STADIA」ですが、これはGoogle Chromeを使用することで、いつでもどこでも遊べるシステムです。
既存のもので近いものと言えば、ブラウザゲームが一番近いと言えます。
ゲームのデータをストリーミングして、遊びたいゲームで遊び、終わりたい時に終了すればOKです。
Chromeブラウザでいつでもどこでも遊べる
Google Chromeを使用するので、パソコンでもスマホでも勿論テレビでも遊べるというメリットがあります。
しかも、データをサーバー側で管理するので、チート対策もしてくれます。
全てのプレイヤーが公平に遊べるという点では、快適な環境が整っていくでしょう。
日本は今のところおま国状態
ところでこの「STADIA」、日本ではいつ遊べるのかと調べてみると…、日本はまさかの配信未定国でした。
サービスの開始は2019年と予定されており、アメリカ・カナダ・イギリス・ヨーロッパの各地で展開します。
ネット上ではこの状態をおま国か…と嘆かれる方もいる一方、おま国は予想できたとのつぶやきも見られます。
このネットで呟かれている「おま国」の意味は、「お前の国には売ってやんねーよ」という意味で用いられるネットスラングです。
Play Station Nowとの違い
ところでゲームのストリーミング配信、世界でも高い人気となる「Play Station4」や「Nintendo Switch」では提供されていないサービスなのでしょうか。
まずは、「Play Station4」との違いについて見てみましょう。
ゲーム機が必要
「Play Station4」と「STADIA」の違いは、ゲームをプレイする際に据え置き機が必要かどうかです。
「Play Station4」はゲームプレイ時に据え置き機であるゲーム機が必要です。
一方、「STADIA」は「Play Station4 Pro」よりも高い処理能力を持つプラットフォームと発表されています。
さらに、「STADIA」では「State Share」という機能が付いており、ゲームの一場面を他のプレイヤーがそのまま引き継いで遊べるという機能です。
料金は定額制
ゲームソフトのストリーミングについては、「Play Station now」でも行われているサービスです。
料金プランは以下のとおりです。
・1か月…2,315円
・3か月利用権…5,463円
対応タイトルは、現在412タイトルと多彩です。
任天堂のSwitchとの違い
次に、任天堂の「Switch」と「STADIA」はどこが違うのでしょうか。
「Switch」も据え置き機という点が挙げられます。
また、任天堂の「Switch」は任天堂独自の人気タイトルをいくつか所有している点でも、「STADIA」とはユーザー層が異なることが予想されます。
任天堂のソフト販売形式
任天堂のゲームソフトは、パッケージ版あるいはダウンロード版のどちらかで販売され、
ストリーミング配信は行われていません。
スマホゲームとの違い
スマホゲームとの違いは、スマホゲームがアプリであることです。
「STADIA」を使用すれば、アプリが不要になることが予想されます。
また、「STADIA」のハイスペックな技術がソフトに利用されれば、今までのゲームアプリから格段に進化したゲーム体験ができることが予想されます。
気になる「STADIA」の料金体系
「STADIA」の料金体系については明示されていません。
しかし、日本で配信されている海外ゲームアプリの課金の仕方を考えると、国産ゲームと課金場面が違うなと感じることは少なくありません。
ゲームを面白くストレスフリーで展開するには、課金が必要という場合が多いです。
料金がどうなるかで、「STADIA」が日本に馴染むかどうかも分かれてきそうです。
遂に、ゲーム機を必要としないゲームをGooogleが開発しました。
「STADIA」はGooogleChromeを使用すれば、「STADIA」で配信されているゲームを楽しむことができます。
「STADIA」の登場でゲーム市場も大きく様変わりするかもしれません。
今後も「STADIA」がどの様に展開されていくのか、注目して見ていきたいですね。