先月より、モスバーガーと「ほぼ日」のミックススパイス「カレーの恩返し」がコラボレーションを展開しています。
ほぼ日と言えば、ベストセラーを誇る「ほぼ日手帳」が有名ですが、この「カレーの恩返し」という食品関係の商品があることを知らない人は少なくないでしょう。
実は、美味しいハンバーガーを提供する事に定評のあるモスバーガーとコラボするくらい美味しいのです。
また、「ほぼ日手帳」に関してご存知の方は多いでしょうが、肝心の「ほぼ日」についてはあまり良く解らない、と言う方も少なくありません。
今回はこのコラボ内容と、「ほぼ日」について調査しました。
ほぼ日とモスのコラボレーション企画
3月16日より、全国のモスバーガーで「ほぼ日」が開発したミックススパイスである「カレーの恩返し」とのコラボレーションが行われています。
カレーの恩返しは、その名の通りカレーに入れて美味しくすることを目的としているはずですが、実はモスのメニューを美味しくすることが判り、公式では色々なメニューにかけてみてその新しい味を試して欲しい、とアナウンスしています。
カレーの恩返しの発案者である糸井重里さんが自ら公式ページにてその使い方を解説しています。
まずはモスの食品をそのまま一口食べて、その後でカレーの恩返しをかけて味の変化を感じて下さい、と説明しています。
また、ハンバーガーのみならずモスチキンやポテト、はたまたシェイクにも合うので、皆の最高の組み合わせを試してほしい、とのことです。
モスの組み合わせランキング
ツイッターのアンケートでは、4586票を元にした結果として、
42%…ロースカツバーガー
33%…モスバーガー
16%…バニラシェイク
9%…チリディップソース
の順位となっています。
カレーの恩返し=ほぼ日の商品
カレーの恩返しは、ほぼ日を主催している糸井重里さんが自ら編み出したミックススパイスです。
ほぼ日がマスコットフーズ社の協力のもとに製品化し、2013年より売り出されています。
使い方は簡単で、作り上がったカレーに入れてひと煮立ちする、もしくはかけてそのまま食べるだけ、というものです。
しかし公式ではさらにカレーに限らず、肉じゃがや野菜炒め、みそ汁やインスタントラーメンなどにも使える万能スパイスである、としています。
アマゾンの評価でも、星5つが37%、星4つが16%であり、まず好評と言える部類ですね。
カレーの恩返しのスパイスの内容
カレーの恩返しには12種類のスパイスが入っており、以下の通りになります。
◯カルダモン
◯クミン
◯クローブ
◯コリアンダー
◯シナモン
◯ターメリック
◯唐辛子
◯ピンクペッパー
◯フェネグリーク
◯フェンネル
◯レモングラス
◯ローレル
カレーの恩返しカレー発売
ほぼ日では、この「カレーの恩返し」の新しいラインナップとして、「カレーの恩返しカレー」を発売するようです。
コピペミスではありません。「カレーの恩返しカレー」です。
スパイスであるカレーの恩返しの美味しさを手軽に楽しめるように
という目的の内に開発された、ほぼ日のオリジナルレトルトカレーです。
糸井さんを含むカレーの恩返しの制作陣が何度も試行錯誤を重ね、全員の納得がいくまで作り直したそのカレーに、糸井さんは「ここまで美味しくなるとは思わなかった」とその自信を露わにしています。
実際の発売は5月下旬予定ですが、4月17日から21日に掛けて東京丸の内で行われる「第4回生活のたのしみ展」で先行販売されます。
いち早く食べてみたい、という方は是非どうぞ。
ほぼ日は糸井重里さんのサイト
「ほぼ日」は「ほぼ日刊イトイ新聞」の通称であり、コピーライターとして有名な糸井重里さんが主宰し、また株式会社ほぼ日によって運営されているサイトです。
サイト内でも「ほぼ日」という言葉が使われており、公称といってもいいでしょう。
開始は1998年6月6日(バリ島時間)であり、余裕を持って更新できるよう「ほぼ日刊」というサイト名になりました。
とは言え、開設から毎日必ず何らかの更新が行われています。
コンテンツは大きく二つ分けて、「読みもの」と「お買いもの」です。
ほぼ日の「読みもの」
読み物の内容は、糸井さんの「エッセイのようなもの」と、ほぼ日が企画したイベントについてのレポートが中心です。
糸井さんは「今日のダーリン」というコンテンツで、曰く「エッセイのようなもの」と称して一日一回日々に思うことについて執筆しています。
また株式会社ほぼ日には75名の従業員がおり、彼らが様々な企画に参加したり、色々なイベントを企画してその内容や結果についてレポートしています。
ほぼ日の「お買いもの」
「お買いもの」は物販販売のコンテンツであり、Tシャツを初め洋服全般や、ほぼ日手帳、そしてカレーの恩返しなどの食品などの販売を行っています。
個人のウェブサイトとしては日本最大であり、高い収益率を誇るサイトです。
会員制の有料コンテンツや広告スペースの販売を一切行わないにも関わらず、年間売上高は30億円を突破しています。
糸井さん自身のネームバリューの高さもあるでしょうが、それ以上に商品に関して便利なものを作って売っている、ということに対して非常に真剣に取り組んだ結果である、と評されています。
ほぼ日の大ヒット商品「ほぼ日手帳」
ほぼ日が作り出した商品として一番有名なのは間違いなく「ほぼ日手帳」です。
2002年に発売されて以来、毎年改良を加えながら商品を提供しています。
色んな人達が居る中で、その人のライフスタイルに寄り添えるようにはどうすればいいのか、という視点の元に試行錯誤して生まれたその商品は大好評を博し、文房具を取り扱う商店として大手であるロフトで毎年ほとんど一位を取っています。
その特徴としては色々ありますが、
◯一日一ページであり、24時間ごとに様々なことを書き留めることができる
◯180度フラットに開くので、手で押さえなくても開いた状態になる
◯カバーは全部で38種類あり、見た目の良さから色んな実用性を秘めたカバーを選べる
辺りが特に大きな特徴です。
使ってみると思っている以上の便利さや楽しさが凝縮されており、毎年使うユーザーもとても多い人気商品なのです。
モスに行ったら注目
モスバーガーでは、このコラボを試して「この組み合わせが美味しかった」ということに関して意見を広く求めています。
ツイッターで自分が感じた組み合わせを呟けば、モスの宣伝担当はまずそれを見るでしょうし、そこから面白い次の企画に繋がることがあるかもしれません。
まずは、この美味しそうなコラボを味わってみてはいかがでしょうか。