先月31日に発覚した鹿児島県での4歳児の女の子に対する暴行事件ですが、暴行の疑いで逮捕された男性は21日に処分保留で釈放されたことが明らかになり、話題となっています。
4歳児の女の子は暴行の後にお風呂で溺れたとして不幸な結果となってしまいましたが、これは事件なのでしょうか、それとも事故なのでしょうか。
また暴行容疑で逮捕された、4歳児の女の子の母親の恋人の顔写真やfacebookなどはどのようなものなのでしょうか。
今回は、鹿児島4歳児事件で暴行容疑で捕まった男が釈放されたニュースやその事案の事件性、また男の顔写真やfacebookについてまとめました。
鹿児島で4歳児が暴行された事件のニュース
先月31日、鹿児島県警は暴行容疑により建設作業員である「日渡駿」氏を逮捕しています。
容疑内容は、大塚璃愛来(りあら)ちゃん(4歳)の頭を殴ったとの疑いによるものです。
日渡氏は璃愛来ちゃんの母親の恋人であり、同居関係にありました。
29日に璃愛来ちゃんがお風呂で溺れたことにより不幸な結果を招き、璃愛来ちゃんを診察した病院によって傷害の痕が見られ、鹿児島県警に通報されています。
「鹿児島県警は31日、同居する大塚璃愛来(りあら)ちゃん(4)の頭を殴ったとして、暴行容疑で同県出水市明神町の建設作業員日渡駿容疑者(21)を逮捕した。29日未明に出水市内の病院から「風呂場で溺れたという女児が死亡した」と通報があった。璃愛来ちゃんは病院で死亡が確認された。
逮捕容疑は、27日午後7時半〜同8時ごろ、自宅で璃愛来ちゃんの頭を殴った疑い。
県警によると、日渡容疑者は璃愛来ちゃんの母親の交際相手。」
引用元:日刊スポーツ(
https://www.nikkansports.com/general/news/201908310001195.html?utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=nikkansports_ogp)
鹿児島で4歳児が暴行された事件の批判
この事案に対して、管轄する児童相談所や市役所に対して批判が集まってきています。
12日には市の対応に不備があったとして、出水市の椎木伸一市長より謝罪会見がありました。
「鹿児島県出水市で大塚璃愛來(りあら)ちゃん(4)が死亡し、母親の交際相手の男が暴行容疑で逮捕された事件で、同市の椎木伸一市長は12日、市議会の全員協議会で、事件前の市の対応について「不適切なところがあったと認識しており、深くおわび申し上げます」と謝罪した。」
引用元:朝日新聞デジタル(https://www.asahi.com/articles/ASM9D4607M9DTLTB007.html)
鹿児島で4歳児が暴行された事件の容疑者の釈放
璃愛来ちゃんの暴行容疑で逮捕されていた日渡氏ですが、21日に鹿児島地方検察庁が処分保留の決定を下したことにより釈放されています。
「鹿児島県出水市の大塚璃愛来ちゃん(4)が死亡した事件で、鹿児島地検は21日、20代母親の交際相手で、暴行容疑で逮捕された建設作業員の男(21)を処分保留で釈放した。関係者によると、殴ったとする容疑を認め「うそをつかれたからだ」と供述しており、県警は任意で捜査を続ける。
璃愛来ちゃんは8月28日夜、男が「風呂場で溺れた」と出水市の病院に運び、死亡が確認された。死因は溺死で遺体の頭部から下半身にかけ、殴られてできたとみられる痕が複数あった。地検と県警は、遺体に残った痕や死亡の経緯をさらに慎重に調べる必要があると判断したもようだ。」
引用元:ライブドアニュース(https://news.livedoor.com/article/detail/17117399/)
鹿児島の4歳児事案の事件性
鹿児島県警は暴行容疑以外にも、璃愛来ちゃんのお風呂場での事案に関して日渡氏が関与していないかどうかも合わせて調査していました。
日渡氏は璃愛来ちゃんの頭を殴ったことに対しては容疑を認めていますが、お風呂での事案に関しては否認していた模様です。
こうして釈放されたところを鑑みれば、璃愛来ちゃんの死因に直接的な原因として関与していた根拠や証拠は見当たらなかった、と考えられます。
現時点では事件ではなく、事故の範疇にあると検察側は判断したと言えるでしょう。
ただ、日常的な虐待のストレスが遠因となって事故死するケースやそれによる傷害致死が認められる場合もあり、今後の捜査の動向に注目が集まります。
鹿児島の4歳児事案の事件性:虐待事件の可能性
今年1月に千葉県で10歳の女の子が父親から暴行を受け、お風呂場で不幸な結果を招いてしまった事件では、服を着せたまま冷水のシャワーを浴びせることによって低体温症を招いたことが死因と見なされています。
また、水を張った浴槽に顔を沈めるといった事件も虐待ではよく耳にする話であり、虐待の現場としてお風呂場は身近な場所なのかもしれません。
鹿児島の4歳児事案の事件性:事故の可能性
しかしその一方で、幼児がお風呂で溺れることによって帰らぬ人となるケースは、実は幼児の死因としては決して少なくありません。
「子どもの死因第1位は、不慮の事故です。このうち不慮の溺死の比率は高く、意外なことに死亡事故は、海やプールだけでなく家庭内でも多く起きています。
特に多いのは浴室での事故です。平成17年には、全国で40人近い子ども(0〜9歳)が浴槽で溺れ、命を落としています。」引用元:北見市小児科の秋山こどもクリニック(http://www.akcl.jp/colum/co68cat0.html)
日渡氏が璃愛来ちゃんのお風呂場での事案の原因と言える証拠がない以上、現時点では事故の範疇にある以上のことは言えない状況と言えます。
いずれにせよ、今後の捜査の動向に注目が集まります。
鹿児島の4歳児事件の容疑者男性
先月31日に璃愛来ちゃんの傷害容疑で逮捕され、21日に釈放されたのは鹿児島県在住の「日渡駿」氏です。
日渡氏は璃愛来ちゃんの母親の恋人であり、3人で生活していた模様です。
その中で虐待やネグレクトにも関与していたとして捜査されています。
鹿児島の4歳児事件の容疑者男性:顔写真
日渡氏の顔写真は報道のみならずネットでも確認することができます。
21歳で若々しいですが、胸から肩を通って腕にかけて入れ墨が施されており、あまりいい印象を受けることは難しい人物であると言えます。
参考:週刊女性PRIME(https://www.jprime.jp/articles/-/16029)
鹿児島の4歳児事件の容疑者男性:facebook
日渡氏はfacebookのアカウントを所持しています。
居住地が一致していますのでまず間違いないと思われます。

(https://www.facebook.com/people/%E6%97%A5%E6%B8%A1%E9%A7%BF/100006955421694)
こちらでは自己紹介に留めており、日々の生活の報告などはツイッターやインスタなどで多く行っている模様です。
鹿児島の4歳児事件の捜査の進展と発表に注目
日渡氏は処分保留として釈放されていますが、実務的には処分保留で釈放された後に起訴されるケースは少ないと言われています。
また21日以前の報道では日渡「容疑者」と呼称されていたのに、21日の釈放記事から「21歳の作業員」として呼称されていることからもこの事案と関わりが薄いのでは、との推測も成立します。
今後の捜査の進展によって、真相が明らかとなることを期待したいところです。
今回は、鹿児島4歳児事件で暴行容疑で捕まった男が釈放されたニュースやその事案の事件性、また男の顔写真やfacebookについてまとめました。