2020年1月から放送予定だったNHK大河ドラマ「麒麟がくる」。
主要キャストを演じていた沢尻エリカさんの逮捕によって、色々と変更せざるを得ない部分が出てきています。
場合によっては放送開始を延期する可能性も出てきていますが、それは一体どういった事なのでしょうか。
また過去に延期した歴史などはあるのでしょうか。
今回は、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」が延期する可能性のニュースや、過去に延期した歴史、また歴代大河視聴率やツイッター画像などについてまとめました。
NHK大河が延期予定
NHK大河はNHKの連続テレビドラマシリーズのことを指しています。

歴史上の人物にスポットを当て、独自の視点・解釈によって描かれた内容です。
1963年からスタートして、以下の流れになっています。
◯1月に初回放送で12月に最終回という約50回
◯毎週日曜日の午後8時辺りから45分間の放送
現在では朝の連続テレビ小説と共に、NHKの看板番組となっています。
NHK大河のツイッター画像
現在でも人気は高く、SNSや特にツイッターではそのタイトル名でのハッシュタグが設けられ、ファンによる様々なコメントが上がっています。
似てるよなぁ、高橋幸治。 #NHKアーカイブス #太閤記 #織田信長 pic.twitter.com/Ltc66Bxmb8
— captain-tanzawa (@captain_tanzawa) 2016年7月10日
#岡田准一
🎂20191118🎂age39おめでとう
ラスト30代益々良い年でありますように#軍師官兵衛#V6 pic.twitter.com/VBWaAXaz0v— ∞碓氷伶菜∞🚲TMRも応援中 (@paon1209) 2019年11月17日
今日は龍馬さんの生誕祭✨
おめでとうございます㊗️🎊🎉
また、
ましゃの殺陣が見たいなぁ~💕#BROS1991 #坂本龍馬生誕祭2019 #龍馬伝 pic.twitter.com/oes626VgfY— キラリ☆約束の浜決定~んヌ🚢 (@team_fukuyama) 2019年11月15日
2020年のNHK大河「麒麟がくる」
2020年1月から放送予定である大河ドラマは「麒麟がくる」であり、織田信長を討った明智光秀を主役に据えた作品となっています。
主要キャストと役者は以下の通りとなっています。
◯織田信長…染谷将太さん
◯濃姫………沢尻エリカさん
2020年は新元号である「令和」となって初めての幕開けの年であり、また東京五輪・パラリンピックが開催される記念すべき年です。
制作統括者である落合将さんはこの記念すべき年の大河ドラマの制作に対し、その意気込みを語っています。
日本にとって記念すべき年となる2020年に向けて、これ以上はない、といえるほどの「役者」がまさに出そろいました!「麒麟がくる」楽しみにお待ちください!
引用元:NHKオンライン(http://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=19090)
NHK大河の延期の可能性のニュース
役者そしてスタッフが一丸となって制作に臨んでいる「麒麟がくる」ですが、実は来年1月からの放送に滞りが生じるのでは、とされています。
その原因は主役キャストである濃姫を演じる沢尻エリカさんが、16日に麻薬取締法違反の容疑で逮捕されてしまったことにあります。
沢尻エリカ容疑者の逮捕を受け、重要役で出演予定だった来年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」(1月5日スタート、日曜午後8時)の放送開始日が遅れる可能性もあることが17日、分かった。沢尻容疑者は初回から登場予定だった。
引用元:日刊スポーツ(https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201911170000758.html)
2020年のNHK大河の延期の可能性の詳細
収録は6月から開始しており、既に十数話は収録し終えた模様です。
濃姫は主役の明智光秀と主君である斎藤道三の娘ということで絡むシーンは非常に多く、かなりのシーンで撮り直しを行う必要があるとされ、現場は頭を抱えています。
まずは代役を決める所から始める必要もあり、現場は恐ろしいほどの急ピッチで進められているとのことです。
そしてそれでも本当にどうしようもない時には、放送開始を1週間以上遅らすことすら考えていることも明かされています。
収録は6月に始まり十数話分を収録済み。
薬物事件という重大さから代役起用は避けられないとみられ、NHK関係者は「来年1月5日の放送開始までに撮り直すのは相当厳しいと思う。
ただ大河は局の看板番組の1つ。その放送枠を簡単に代替番組で埋められない。
現場は、何としても1月5日に間に合うように代役の選考など対応策を急ピッチで進めているはず」とした。
一方で「どうしても対応策が間に合わないこともあり得る。放送開始日を1週間かそれ以上遅らせるという、かなり異例の措置をとる可能性はゼロではない状況」とした。
引用元:日刊スポーツ(https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201911170000758.html)
沢尻さんの演技部分のみとは言え、本来なら半年かけて行うべき収録を残り1月半で行うことでもあり、延期となる可能性は現状ではとても否定できないと言えます。
NHK大河の視聴率
1963年に記念すべき第1作目である「花の生涯」が制作され、今年での「いだてん~東京オリムピック噺~」で第58作目となります。
近年ではいささか視聴率が落ち気味ですが、かつてはかなりの人気を博しており、視聴率30%越えの作品はその中でも8作品あります。
◯1988年…武田信玄(39.2%)
◯1989年…春日局(33.1%)
◯1964年…赤穂浪士(31.9%)
◯1981年…おんな太閤記(31.8%)
◯1965年…太閤記(31.2%)
◯1983年…徳川家康(31.2%)
◯1996年…秀吉(30.5%)
東北の雄である伊達政宗を主人公とした「独眼竜政宗」は平均視聴率39.7%という非常に高い視聴率を得ています。
また、瞬間最大視聴率は「赤穂浪士」の討ち入りの回であり、53.0%を記録する偉業を達成しています。
過去にあったNHK大河の延期
2020年の「麒麟がくる」は延期の可能性が囁かれていますが、今までに延期となった時はあったのでしょうか。
実はかつて大河ドラマでも延期となった時が、1回だけありました。
と言っても、今回のような延期ではありません。
1965年の大河ドラマ「太閤記」では、当時人気絶頂だった俳優「高橋幸治」さんが演じる織田信長が本能寺で最期を遂げるシーンには多くの助命嘆願が寄せられました。
その結果、本能寺の変は第32回から第42回へと延期しています。
残念ながら、今回の沢尻さんとは全く違う意味での延期である、としか言えないでしょう。
麒麟がくる並びにNHK大河の今後の動向に注目
現在「麒麟がくる」の現場では急ピッチで収録が行われていますが、現場が苦悩する通り延期する可能性もあると考えられます。
時代の節目となる作品である故に、この先麒麟がくるそしてNHK大河はどういった展開を迎えるのか注目が集まります。
今回は、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」が延期する可能性のニュースや、過去に延期した歴史、また歴代大河視聴率やツイッター画像などについてまとめました。
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