2019年5月11日に山梨県北杜市で発生した大停電ですが、なんと一匹のヘビが原因で発生したとのことです。
およそ4万戸の大停電が発生した今回のケース、停電の大きさもさる事ながら、その原因がヘビであったということも驚きです。
そのヘビの画像や、ヘビが紛れ込む変電所の場所に、こんな事はよくあるのか気になるところです。
そこで、今回は山梨のヘビが原因で大停電を起こした変電所の場所やヘビの画像、そしてこんな事他にもあったのか調べました。
山梨県の大規模停電、なにが起こったのか?
今回の大規模停電は、正に青天の霹靂とも言える程に突如として発生しました。
生活に欠かせない電気の供給が途絶える停電の恐ろしさ、経験したことがある方ならばその不便さもご存知かと思います。
そんな停電の原因が「ヘビ」であったというケースは珍しく、詳細な情報が気になるところ。
ここでは停電の詳細についてお伝えしていきたいと思います。
山梨の大停電の原因はヘビによる地面への「漏電」
5月11日の夜20:20分で発生した停電は、およそ3時間半経過した後に復旧しました。
今回の山梨県での大規模停電は調査の結果、停電の原因にはヘビが関係していると31日に東京電力パワーグリッド山梨総支社から発表されました。
変電所内の点検時に電気の流れを止める設備である「断路器」にショートしている跡が見られ、今回ヘビの体を通じて漏電した電気が、断路器へ流れショートさせたとのことです。
山梨大停電が発生した場所は北巨摩変電所
北杜市須玉町若神子の北巨摩変電所のショートによって、北杜市、韮崎市にて停電が発生しその規模はなんと4万戸以上にも上りました。
影響のあった北杜市では市の半分以上が停電するという事態になり、JR中央線での遅れが上下線8本で40分弱、およそ千人に影響が出ておりライフラインの一時遮断が市民の不安を招くことに。
変電所内ではショートによって火花が散り、周囲の下草およそ220平方メートルへ燃え移りました。
ヘビは小動物用ネットに絡んだ蔦から侵入
本来、変電所には小動物の侵入を防ぐための微電流が流れるネットなどが張られているため、変電所の中へ動物が侵入することはほとんどありません。
しかし今回のケースは、設置したネットに絡まった蔓を介し、ヘビが侵入したことに至りました。
原因となったヘビの体長は1.5メートルと、長さからもアオダイショウであると考えられますね。
アオダイショウは無毒のヘビであり、性格もおとなしいことからペットとして飼育しているご家庭もいらっしゃると思います。
日本の固有種であるこのヘビは、日本全土の山林や郊外・都市部でも発見され、餌を求めて人家に侵入することもあります。
しかし前述の通り、こちらから危害を加えなければ攻撃してくることは滅多に無いため、見つけたときはむやみやたらに刺激しないようにしましょう。
ヘビ絡みの珍しい停電はよくあるの?
山梨県で発生した大規模停電の原因がヘビとは予想も着きませんでしたが、他にも今回のような珍しい停電はあるのでしょうか。
ここでは日本や世界で起こった珍しい停電について調べ、まとめてみました。
山梨だけでなく各地で相次ぐ
カラスといえば、街中でもよく見かけ夕方には山や森に帰っていく姿が思い浮かばれます。
しかし、最近は電柱に巣を作っており、なんとその素材に「ハンガー」を使っています。
電柱の上でハンガーを使って巣を作っている、その状態から何が考えられるか想像し易いです。
カラスが集めてきたハンガーが電線や変圧器に引っ掛かり、ショートの原因となって地域一帯の停電を引き起こしてしまうのです。
大停電はカラスも主役
2018年4月、宮城県の仙台市にて3516戸の停電がカラスの巣が作られた電柱設備の破損により発生しました。
このような傾向が、最近では問題視され始め、各地で撤去してはまた新たな巣が作られてという状態が続いています。
ハンガーをくわえるカラスの姿も見られており、ネットでも珍しい姿として掲示されている場合が多くあります。
洗濯物干していたのにハンガーが無くなっている、というご家庭ではカラスの来訪があったと考えられますね。
しかしカラスの巣撤去について、中部電力の対応では全ての巣を取り除くことは行わないとしました。
現状で停電に繋がることのないカラスの巣は撤去せず、危険な電柱に巣を作られるよりそのままにしておく、という手法を取っています。
しかし、最近は巣にハンガーを用いられるという停電のリスクが高まった事態になっているため、電柱に巣を見つけたときは電力センターに連絡を掛けていただけると停電を未然に防ぐことが出来ます。
大停電が日常茶飯事のオーストラリア
南太平洋の国、オーストラリアでも珍しい停電が発生しており、「ポッサム」と呼ばれる夜行性のフクロギツネが停電を引き起こしています。
国で保護されているポッサムが街路樹に登り、電線に当たって感電することで停電が発生、または今回の山梨県のヘビであるように変電所入って感電・停電という状況が頻繁に起こっています。
それでも国としてはポッサムや周辺の街路樹を保護するために活動しており、停電もまた「いつものこと」として受け止めている姿勢は私たちも見習いたいところですね。
大停電に備えよう
今回の山梨県のヘビが原因であるような停電は日常的には少ないものですが、地震や津波、台風などの自然災害に伴う大規模停電が非常に多いことが日本の特徴です。
今後何が原因で起こるかは分からない停電は何の前触れもなく訪れることがほとんどであり、大規模停電ではすぐに復旧の目途が着かないことも多々あります。
そのためにもロウソクや懐中電灯、その他の防災備品を揃えておくことで、明日にでも起こりうる”万が一”に備えることが出来ます。
今回の記事が少しでもそのきっかけになれれば幸いです。
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